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  1. 小林市議会 2002-06-01
    06月10日-02号


    取得元: 小林市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    小林市 平成14年  6月 定例会(第2回)     議事日程第二号                  六月十日(月曜日)午前一〇時 開議 第一 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第一 一般質問---------------------------------------出席議員 宮原義久議員 時任隆一議員 首藤美也子議員 小畠利春議員 大浦竹光議員 小川利廣議員 早田 實議員 新 与助議員 田中 悟議員 岩穴口辰也議員 中山髙師議員 山口昭典議員 下津佐善治議員 大山則夫議員 岡園讀字議員 中屋敷慶次議員 川野八郎議員 深草哲郎議員 原  勝議員 赤下健次議員 久保茂俊議員 松元朝則議員 吉薗辰朗議員 古川澄夫議員 福島 昭議員---------------------------------------説明のための出席者 堀 泰一郎  市長 中山藤作   助役 安楽重則   収入役 宇都幸人   総務課長 肥後正弘   財政課長 黒木英夫   企画調整課長 阿多 寛   建設課長・管財課長 向井大光   農村整備課長 山縣正次   畜産課長 中山敏章   農林課長 野邊広幸   商工観光課長 山下康一   福祉事務所長 坂本貴代子  中央保育所長 柳田博美   保険課長 井口紀男   保健予防課長 鸙野利徳   生活環境課長 坂元 実   水道課長 山口寅一郎  教育長 稙田章二   学校教育課長 水流善次郎  農業委員会事務局長---------------------------------------議会事務局出席者 小田光秋   事務局長 末永教郁   議事係 南正覚宏志  議事係                         午前一〇時〇〇分 開議 ○久保茂俊議長 お早うございます。これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、お手元に配布してあります議事日程第二号によって進めることにいたします。 日程に入るに先立ち御報告いたします。 本市監査委員から監第四号、同第四十九号をもって例月出納検査の報告がありましたので、その写しをあらかじめ送付いたしました。御了承願います。--------------------------------------- △日程第一 一般質問 ○久保茂俊議長 これより本日の日程、市政に対する一般質問を行います。 今期定例会の質問通告者はお手元に配布してあります質問通告書のとおり十一人であります。なお、四月の異動で初めて本会議に出席される参与がおられますので申し添えますが、答弁につきましては簡潔に又重複しないように御注意をお願いをいたします。 これより順次発言を許します。 まず、首藤美也子議員の発言を許します。首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 お早うございます。昨日、サッカーワールドカップで日本が念願の初勝利を挙げました。この調子で頑張って決勝トーナメント進出してほしいと思います。 それでは一般質問に入らさせていただきます。小林市は豊かな自然資源に恵まれたまちです。それを生かした取り組みは古くから行われてきましたが本格的なまちづくり構想は昭和五十八年、小林青年会議所が発表した水・花・緑・蛍・星を包括して美しいふるさとづくりを目指す自然都市構想がスタートです。そしてそれに沿うような形で出の山公園の淡水魚水族館建設、蛍護岸整備、北きりしまコスモドーム建設灌漑用パイプラインによる農業水利事業など様々な事業が行われてきました。その結果、花と緑のまちづくり、全国名水百選、星のふるさと日本一などの指定を受け、いわゆる花・星・蛍・水という四つもの自然資源を有機的に組み合わせた全国的にも類を見ない自然観光都市(3H2Oのまち小林として大きな成果を上げてきました。このような評価を得てきた3H2O構想も昨今の状況を見ますと整備の進捗や施設の企画運営、環境保護の遅れがあります。例えば平成八年「残したい日本の音風景百選」に選ばれた三之宮峡ですが、道路整備は遅れ、又名水百選に選ばれた出の山湧水は水質が問われております。生駒高原のコスモスも今では西都市のコスモスの方が有名になり、「星の降るさと日本一」に五回も選ばれたことにちなんで造られた北きりしまコスモドームは来客数が年々減少しています。又、市観光動向調査を見ましても観光客数は平成元年、百二十一万六千三百三十八人をピークに平成十二年は百万七千九百三十五人と減少しております。市長をはじめ行政当局は今改めてこの構想を見つめ直すべき時期が来ているのではないでしょうか。環境破壊、水質汚染防止を第一に自然の恵みを生かした、いわゆるいやし系の自然資源都市づくりに積極的に取り組むべきだと思います。そのことが取りも直さず大きな経済効果をもたらし小林市の主要産業である農業や観光産業にもつながりますし、この厳しい経済状況の下、市の活性化のためにも、もっと前向きに取り組むべきではないでしょうか。何事も中途半端ではすべてが無駄になると思いますが市当局のお考えを示していただきたいと思います。 次に、子どもの紫外線対策について。今地球環境が変わってきています。一昔前まではビタミンDを身体の中で形成する必要があるということで日光浴が普及して、黒んぼ大会とか日焼けするのがいい時代がありましたが、一九八五年に南極上空にオゾンホールが発見され、年々拡大し一九九〇年には北極、チベット、日本あらゆる上空にオゾンホールができていることが確認されています。フロンによりオゾン層が破壊され、それによりB波が地表に届くようになり、それは人間の遺伝子に影響していくと言われています。0歳から十歳までに二度、火膨れを起こすようなことがあった人は後々皮膚ガンにかかるというショッキングなデータも出ています。先進国では国や保健所、医師たちが紫外線の危機について情報を公開し、紫外線Bを浴びないよう警告しています。子ども達が外で遊ぶには紫外線のことを正しく知る必要があると思われます。幼稚園、学校の紫外線対策はどうなっているのかお尋ねいたします。環境問題は自席より質問いたします。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 お答えいたします。「花・星・蛍・うまい水」通称3H2Oという運動が昭和五十八年から展開をされておることは私も承知をいたしております。又、平成の二年だったと思いますが商工会議所から議会に請願書と言いますか要望書が出願されたことがございます。その中に具体的に花の場合はどうしろと星はどうということを一つ一つの要望が折り込まれまして議会に提案をされました。私どもこれを審議をしたわけでありますが、その時期から今までこの議員がおっしゃいました六つの観光地についてはそれぞれ充実する方向に向けて色々な施設あるいは関連する道路等についても取り組んできたわけでありますけれども、ただこの進捗につきまして十分なものであったかということについては私はまだまだこれからやらなければいけないというふうには考えておるところであります。現在取り組んでおります内容、具体策につきましては各担当課長から答弁をいたします。このほかにまだ北きりしまリゾート牧場もその後、取り組んだ観光地の一つの新しい観光地として取り組んだわけですが、これも中々うまく運用ができないというような非常に苦しい状態にあるわけでありますけれども、ここにおきましても今前向きに取り組んでおるところでございます。 次に、子どもの紫外線対策でありますけれどもオゾン層の破壊によって大変強力な紫外線を浴びて子どもが皮膚ガン等にかかる率が高くなっておるというようなことは色々な書物等に出ておるわけでありますけれども、具体的に小林市でその紫外線を強烈に浴びて皮膚ガンの子どもがどのくらいできておるか、あるいは動向として大変この辺りは暑いところでありますし、夏の間長い期間暑いわけでありまして紫外線を浴びる状況ももしかして強いのかも知れませんが、実際にはどのくらいの被害が出ているかというような調査はまだいたしておりません。ただ学校あるいは保育園等についてできる限り日差しを避けるような施設の充実に向けての努力はしておるわけでありまして教育委員会あるいは保育所の園長から答弁をいたさせます。以上です。 ○久保茂俊議長 山口教育長。 ◎山口寅一郎教育長 お答えをいたします。この花・星・蛍、3H2Oの質問は何かあったんでしょうか。ちょっと具体的にございませんので取り敢えず学校でのお尋ねの紫外線の対策ということで御答弁を申し上げます。お尋ねのことにつきましては子どもはもちろんでありますけれども大人にも関係があるということは今御質問の中にも取り上げられましたように認識しているところでございますが、このことに対しての学校から具体的なそういった問題については聞いていないところでございます。子ども達も生まれつきで体質でありますとかあるいは抵抗力でありますとかそれぞれ個人差もあるわけでございます。小・中学校におきましても体育の授業あるいは休み時間など屋外の活動でありますが、特に紫外線の強い日の休み時間等は校庭の木陰等で遊ぶよう指導して行くことはもちろんのことというふうに思っておるところでございます。現在、小林市内の小・中学校では体育授業においては運動用の帽子の着用でありますとか水泳の授業においてはプールサイドにおける日よけ等を設置して直射日光、紫外線を長時間浴びないような配慮をして授業を行っておるところでございます。又、児童、生徒が着用しております帽子については以前から使用している形態のものでありますけれども後頭部に当たる日光を遮光するようなものもあり保護者への負担が掛からないようなものであれば今後導入についての検討も必要であろうというふうに思っておるところでございます。子ども達が大変、小・中学校で成長期、発達期にあるというようなことでもございますし、又、子ども達の抵抗力を付けるというようなことも又頭においておかなければならないことでもございますので大事なことではございますが、学校でありますけれども保護者の方も家庭において関心を持って対応をしてほしいものであるというふうに思うわけであります。今後とも医療機関等の指導もいただきながら対処してまいりたいというふうに思っております。以上でございます。 ○久保茂俊議長 野邊商工観光課長。 ◎野邊広幸商工観光課長 お早うございます。お答えいたします。議員御指摘のとおり、そういう整備の遅れというのは事実としてございます。ただ環境整備等については色々関心事の高いことでありますし、毎日そういう方向で鋭意努力をいたしておるところでありますが追って御説明を申し上げますが、確かに生駒高原の問題については報道されておりますように西都原の方が上ではないかと、正しくそういう状況というのがあります。これはちょうど菜の花と桜というのが一体するということでそういう評をする方々もいらっしゃいますがもう少し工夫を凝らしてやって行かなければならないというふうに思っておりますが、今たまたまあの地区で花づくりというのが盛んでありますし、又、施設隣接にりんご園あるいは又きのこ狩りということもありますので花とそういう三つが一体となってできないか今後検討してまいりたいとそういうふうに思っておるところであります。 天体北きりしまコスモドームの稼働率が低いのじゃないかと、正しく御指摘のとおりでございます。今後、小・中学校あるいはそういう団体に是非御利用いただくようにピーアールもして行きたい。ただ残念ながら夜の天体となりますと引率者が必要になってまいりますし、そこらの関係も十分検討しながら進めてまいりたいというふうに考えておるところであります。 出の山の問題については水の問題については農村整備課の方で計上しておるようでありますので、そちらの方でお願い申し上げたいと思っております。 三之宮峡の整備の遅れというのも正しく指摘をされました。平成六年に三之宮地区整備計画策定委員会というのが発足をされました。そして平成七年にその報告書というのが出されております。この中で三之宮峡に通ずる市道、三つのルートがございますがすべて狭いということで指摘をされております。これを早めに改修すべきということの報告がなされておりますが相まって平成十年から陰陽石・風呂本線の改良工事も進んでおりますし、これが完成いたしますと入込客というのも増えるだろうという予測もしておりますし、是非この改良工事についても取り組んでまいりたいとそういうふうに考えておるところであります。以上、お答えを申し上げます。 ○久保茂俊議長 向井農村整備課長。 ◎向井大光農村整備課長 お早うございます。お答えをいたします。出の山池の水質が悪化をしているということから、これに対策はどういうふうなことになっているのかというような御質問であったというふうに思います。その中で特に議員御指摘のとおりに出の山は名水百選に選ばれた非常に立派な湧水があるわけでございます。その湧水が年々水量等の変化等も若干あろうかと思いますが悪化をしてきているというのが現状でございます。そういう中で市といたしましてもこの観光地の水質浄化につきましては先の三月議会でこの調査費を決定をしていただいているところでございます。それに基づきまして今現在、関係事業者の皆様方と説明会を開催をさしていただきながら今現在その浄化対策について進めているところでございます。この事業者の皆さん方の協力がないと中々前にも進まないということもございますので是非協力をお願いをしたいと言うことと、現況の調査あるいは水質の調査そういうものをさしていただくための宅内への立入り等のお願いを今現在やりまして調査を進める準備をいたしているところでございます。以上でございます。 ○久保茂俊議長 坂本中央保育所長。 ◎坂本貴代子中央保育所長 お早うございます。保育所です。お答えいたします。紫外線対策についてということでございますけれども、近年地球温暖化とともにオゾン層破壊が進み紫外線が人体に及ぼす影響が心配されているところでありますけれども、乳幼児を預かる私どもにとりましてもこのことは、ほかにも増して関心事であることは言うまでもありません。幸いに保育所園庭には、いちょうの木などの木陰などがあり、そのほかの移動式のテントやシートなどで随時日よけを作って子ども達の健康には細心の注意を払っております。日差しや紫外線の強いと思える日や時期は戸外活動を控え、保育室やみどり会館などを利用させてもらっております。このことは月齢や年齢又個々の体質、体調なども考慮しながら時間設定して戸外活動をしております。保育室の前にひさしを付けていただいておりますのでなるべく日光を通さないというタイプのものを付けていただいておりますので三歳未満児の子ども達はそこで遊ぶことが多いです。散歩等に出る場合もその日の状況を見て出掛けておりますので、なるべくそのようにやっております。帽子に関しては当然のことながら必ずかぶらせております。以上です。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 ため池浄化対策事業として五百六十万円の予算が付いてますけれど調査中とのことですが先程から出てますけど出の山湧水は名水百選に昭和六十年に選ばれてまして全国で百箇所しか選ばれていない大変貴重な出の山であるわけです。原因は色々と私も聞いております。あると思いますが一つ一つ解決して行くより方法はないと思いますが、まず家庭排水が別ルートで下水に流れるように早くしていただきたいという要望はたくさん聞いておりますのでそれは是非早急にしていただきたいと思います。それと池の水を浄化する方法としてほかに何か考えられませんでしょうか。 ○久保茂俊議長 向井農村整備課長。 ◎向井大光農村整備課長 お答えいたします。池の浄化の方法でございますが今、考えておりますのは合併浄化槽を設置をしてやる方法、それから池自体の水質を浄化をして行く方法これは機械等を設置をしてやる方法でございますが、もう一点は今現在完成いたしました事業の取り込みというものもですねあるというふうに思っておりますが、これについては水量等の調査をしないと中々いい方策が出ないというふうに思っております。従って今現在調査をするための準備をいたしておりますのでその結果が出てから、そして又地元の方への協力依頼、納得してもらえるような情勢を作ってから色んな工法の決定をして行きたいとそのように考えているところでございます。以上でございます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員
    首藤美也子議員 今池自体の水質浄化機械を設置してっておっしゃったんですけどそれは何でしょうか。それと景観と水の交換と言うことで噴水を設置してみたらどうかという地元の人の声もあるんですけれども。 ○久保茂俊議長 向井農村整備課長。 ◎向井大光農村整備課長 浄化をする機械と言いますのは池の中に機械を設置をいたしまして空気をですね池にどんどん送って行くとその関係で池が対流をします。対流することによって表流水と下の方のですね水質が循環をして、そして最終的には水の浄化が図られるというものがございます。 それから噴水についてでございますが、これについても以前そういうですね考え方があったというふうにも聞いておるんですが、ただ噴水につきましては動力費がですねものすごく掛かるというふうにも話を聞いておりまして確かに噴水を上げるということはその出の山の観光地の状況から言っても大変有効じゃないかというふうに思いますが、そういう後の維持管理の問題をですね考えたときにどうなるのか、その辺は検討をさしていただきたいというふうに思います。以上でございます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 今、噴水付けたら維持管理大変だと思うんですけれど今聞いたんですけれども水質浄化機ですか、を設置されるんであれば景観も生きてる生物に池の中に色んな魚が住んでるんですけど空気の酸素補給という意味からも景観という意味からもそして噴水に途中にろ過機を付ければ浄化するんですねだからそういうことも、首かしげてらっしゃいますけれどもちゃんと専門の方に聞いてきましたので又、是非検討していただきたいと思います。 CI推進事業費として百九十七万二千円計上されていますが、どういう調査が行われているのか今後どのような展開になるのかお尋ねいたします。 ○久保茂俊議長 黒木企画調整課長。 ◎黒木英夫企画調整課長 CI推進事業ということで当初予算で水を生かしたまちづくりという形で約二百万円、百九十七万二千円予算を組んで仕事を取り掛かっております。先日お知らせでも市民の皆様にお知らせしましたけれども、本年度はおもしろ発見塾の皆さんが湧水の箇所の調査をしていらっしゃいます。それからCI事業で平成六年度から湧水箇所の調査、大体四十一箇所から五十箇所ぐらいあるようですけれどもそういう所の調査をいたしておりますので、そういう湧水の箇所を今後、小林市のまちづくりの中で生かされないかということでございます。そしてCI推進事業の方で平成六年度からこの水をテーマにした取り組みを勉強会等を行っておりましたけれども、昨年任期がまいりましてその報告書を小林市の方に頂きました。水に関する提言書という形で頂いております。その提言書では小林市の自然豊かなきれいな水を大事に守る、そういう形で何か事業を取り組めないかということの内容でございましたのでそういうことを今後のまちづくりの中で取り組んだらどうだろうかという形で予算を組んでおります。それともう一つは昨年から県の指定事業という形で推進モデル事業という形でウォーキングの取り組みを行っております。そのウォーキングの中でのコースの中にも組み込めないだろううかというようなことがございまして今それも研究しているわけですけれども、市民の皆さんのお考え等を聞きながら発見塾の皆さん、それからCIの全会員の皆さん方、それと市民の皆さん方から色々御意見をお伺いしながら今度その水を生かしたまちづくりを取り組んで行こうということで計画をいたしております。先日説明会等を行いましたけれども、おもしろ発見塾の方々たくさんでございまして、大半でございまして中々その取り組みそのものも難しゅうございますので今度二十一日の日に保健所なり市役所の関係課そういう方々と色々協議をしながら今後そういう湧水だけでいいのかということ等も出てまいりましたので、水に関する調整をしながら小林市のまちづくり、その水を生かしたまちづくりというものをどういうふうに作り上げるかということで今考えているところでございます。今回の予算につきましては水質の検査をしたいというようなこと等で、その検査を行ってマップを作るというような形での予算になっております。今後又説明会等をしながら協議をしながら形作って今後の方向性を作って行きたいということで考えているところでございます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 水質汚染状況調査今後行うと言うことですね、いいです。提案なんですけれども都城市は地下水をくみ上げて市民の飲み水としています。地下水が汚染されて危機感があり河川をきれいにする条例が平成六年にできています。小林市では水道水の水源をほとんど湧水で賄っています。又、宮崎市など水資源に乏しく水質汚染に悩んでいる地域がたくさんあります。小林市は恵まれているがゆえに水の大切さとか貴重さをややもすると忘れがちになっているのではないかと思います。湧水の里として水資源の大切さを唱え水質汚染の防止を徹底するために小林市においても独自の水条例を制定すべきと思いますが、市長いかがでしょうか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 水資源保護対策と言いますか条例を作るということは過去にも何回か提案をいただきました。私どもも検討をしてまいったんですが、この条例化いたしますことにつきましては色々な方面から検討をいたしませんと制約が多すぎてうまく活用できないような状態になってくる恐れがあったわけであります。従って今も決してその水資源の保護条例等についての検討をしてないって言うわけじゃありませんが条例化しておるところも市としては数が少ないはずであります。非常にそれは理由として色んな制約が多すぎるというようなこともありますので今しばらく検討をさしていただきたいというふうに考えます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 よろしくお願いいたします。 次に、蛍を。今年も湧水で野だてなどお客様に楽しんでもらったり職員の方もお手伝いされたりみんなで協力しあって素敵なホタルまつりになっていると思いますが、いつも残念に思いますのはいつも残念に思うのは黒い寒冷しゃです。市長は寒冷しゃについてどう思われますか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 私もそのように無粋なものであるというふうに思っておりますが、ただ車が入ってきたり、あるいはほかの光から蛍を守ると言いますか、きれいに見せるためにはどうしてもあの部分については暗くする必要があろうというふうに思います。そこで寒冷しゃじゃなくて木を植えたらどうだということで今植栽をしておるんですが、まだ完全に木が大きくなっておりませんので今のところあの寒冷しゃで遮光をしているような状態でございます。決してあれがベストとは思っておりませんので今後改善の方向で検討をしてまいりたいと思います。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 木を植えたらいいと言うことで植栽しているって言うことですけど、どういう木を植えられる予定ですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 木の種類はちょっと私何だか申し上げられませんが、誰か担当課の方で掌握しておれば竹でしたか木でしたか、とにかくあそこに光が中に入らないような方法を取るように私指示をしたのを覚えておりまして今まだそこまで行ってないんだろうと思います。これはよそからおいでになるお客様が寒冷しゃは無粋だと言うことはよくおっしゃいます。しかし手前の方には露天商の方もたくさん店を出しておられますし、民家がありますし、光等が中に差し込んでまいります。車も交通規制はしておるんですけれども、やはり中に生活をなさっている方がいらっしゃる以上、全く車を完全に通さないというわけにもまいりませんので車が入って来るわけですが何とかいい方法をこれからも考えてまいりたいというふうには思います。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 垂れ柳が目隠しにいいのではないかと提案してくださった人がいるんですけど、幹周りが三十センチくらいの柳で高さが四メーターぐらいになって二十平米ぐらいの横幅で茂るんだそうです。水辺には柳もよく似合いますけれども、あの不評な寒冷しゃを除きたい所を年度を掛けて少しずつ木を植えて行けば三、四年掛かっても寒冷しゃが完全に取り除けるようにはなると思うんですけれどもいかがでしょうか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 柳が最もいいかどうかちょっと私専門家じゃありませんので分かりませんけれども、いずれにしても自然の景観をそのような何と言うんですかビニールと言いますか遮光ネットみたいなそういう硬い物でそこに囲うんじゃなくて自然のままの状態で遮光するのが一番いいと思います。十分検討させたいというふうに思います。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 蛍の保護のための水路の南側の山の買収計画はどうなっているんでしょうか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 後の杉山でありますけれども地権者が何人かいらっしゃるわけであります。従ってこの山については市で買収をしたいというふうに考えておりますが年次計画でやってまいりたいと。今一番面積の広い方には相談をしてございます。観光については大変協力的な方でありますので私どもと同調していただけるんではないかと今思っておるところでございます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 蛍の里に住宅ができると聞いております。道路拡張工事に伴う代替地とのことですけれど市民の声として位置的に景観を損なうのではないかという声も上がっております。当局にその経緯を御説明していただきたいのですが、建設課長お願いいたします。 ○久保茂俊議長 阿多建設課長。 ◎阿多寛建設課長 お答えいたします。御指摘の路線は出ノ山・孝ノ子線でありますが、これは県営の水環境整備事業それからほたるの里づくり整備事業等々と合わせまして平成六年度から計画されておったわけですけれども途中、中止になっておりました。今回、平成十二年度から新たに出発いたしまして地権者の同意を得て現在約五十パーセントの進捗に達しております。御質問の宅地の話でありますが、あそこに宅地を持っていらっしゃる方がほかに移る所がない。そしてあそこは生活の場であると同時に漁業をされておりますので仕事の場でもあると出の山土地改良区の水利権を分けていただきましてそこで養魚をされてなおかつ、その水を又元の水路に戻すという約束で漁業をされておるわけですけれども、あの場所を動くとそれが不可能になると言うことで、もうあそこ以外に考えられないというようなことで御相談申し上げまして現在の位置を確保した状況です。以上です。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 次に、千谷公園ですが、今子ども達は自然の中で日常的に遊ぶ場所がありません。先日、持ち主の方と千谷池に行ってみました。見渡す限り自然がそのまま残っていて湧水源からきれいな透き通る水が流れてました。子ども達が自由に来て遊べるようにしたいけれど、整備されていないので所々危険が伴うということで今は解放していないと言うことでした。川を自然の土手のまま少し手を加えれば子ども達が自然の中で川魚採りができて広っぱで遊べるということでした。持ち主の方が解放したいと言われてますが行政として何らかの支援策は考えられないでしょうか。 ○久保茂俊議長 野邊商工観光課長。 ◎野邊広幸商工観光課長 お答えいたします。確かに指摘されますように名水百選小林市であります。そういう地主さん等が理解を示されておるということであれば水利組合等とも協議して行かなければならないわけですけれども、水は掛け替えのない資源でありますので十分今後どういう方向付けができるのか検討してまいりたいとそういうふうに考えております。以上でございます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 教育長、教育的立場から何かありませんか。 ○久保茂俊議長 山口教育長。 ◎山口寅一郎教育長 土曜日に今お話に出ている方とお会いしたところでありまして、今確かに千谷公園のそういうことで教育的にも大変望ましいのではないのかというふうに考えるわけでございますが、子ども達が遊べるということになればそれなりの又整備が必要でありましょうから商工観光課長からもありましたが、そういうようなことの経過をたどりながら実現して行くのかなというふうにも今承ったところでございます。私も早速校長の方にも連絡を取りながら学校として又地域としてもそれなりの関心を持っていただくようにお願いをしたらというふうに思っております。以上です。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 社会教育課、教育委員会、企画、観光課など是非前向きに取り組んでいただきたいと思います。 次に、陰陽石について。観光地としての陰陽石があり九月には陰陽石まつりもあり市民が楽しんでいます。小林市史には陰陽石の奇石は堂々として、いんびの風はみじんもないと書かれてありますけれど、その周辺は余りにも低俗そのものです。平成六年に小林市観光開発計画が発表されていますが、その中に陰陽石、三之宮峡や本田遺跡、伊東塚など史跡、遺跡などを含んだ地域を観光小林市の自然、文化、歴史、交流ゾーンとして整備することがうたわれています。又、市史の中に天下の奇石、陰陽石が豊かな自然に囲まれた健全なプロムナードへと再生されるはずであると書かれていますが現状はそのようになっていません。このことについて陰陽石開発をどのように考えられているのかお尋ねいたします。 ○久保茂俊議長 野邊商工観光課長。 ◎野邊広幸商工観光課長 先程も申し上げましたように陰陽石・風呂本線の改良工事が完成いたしますと交通の便も確かに良くなるわけでありますので一層、入込客というのが増加するだろうとそういうふうに考えております。是非関係課と十分協議しながら進めてまいりたい、その前に親水公園等々の工事もしていただきましたし、まだ汚水の問題も残されておりますし、今後関係課と十分協議してどういう方向付けができるのかやってまいりたいとそういうふうに考えております。以上でございます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 観光地の在り方として問いたんですけれど資料館と称して風俗的な施設が置かれていますが、これは観光地、陰陽石のイメージを損なっていると思いますが市長はいかがお考えでしょうか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 私一回だけあの中に入ったことがありますけれどもおっしゃるとおりだろうと思いますが、ただあれは民間の方がおやりになっておるものでありまして、それをやめさせるとか強制的にそういうことをすることは私どもにはできないというふうに判断をしております。経営者等のお考えもありましょうから私ども議会でこういう話が出たということは申し上げてみたいと思います。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 ここは観光資源として位置付けられている所です。市のイメージを損なってるし、観光地としてアピールしている以上、業者に対しての監督指導をもっと積極的に行なう責任があるんじゃないでしょうか。観光地づくりの行政の能力がそういうことをやると問われると思いますので市長、是非強くですね監督指導をもっと積極的に行ってください。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 いつお造りになったものか知りませんけれども一番最初からそういうものをお造りになるときにこういうふうにやってほしいとか、ちゃんと市からも言っておけば良かったんでしょうが出来上がってから営業としておやりになっているものについて私どもが強制的にどうこうということは中々難しい問題もございます。従って話す機会等がありましたらこういう意見があるんだがと言うことは申し上げてみたいと思います。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 次に、三之宮峡について質問いたします。十二月議会にて田中議員の質問で東方地区体育館から三之宮峡入口道路の整備は検討中という市長の答弁でしたが、その後どうなっているんでしょうか。 ○久保茂俊議長 阿多建設課長。 ◎阿多寛建設課長 お答えいたします。先程、商観の課長からもありましたように具体的にはまだ観光開発の話には入っておりません。ただ陰陽石・風呂本線の工事ですが、これが六十パーセントの進捗になりまして十五年度完成を目指しているところです。この事業は本来、北部開発としまして北部の観光開発支援事業として出発したわけですので近いうちに各課の調整を図りながら検討して行かなくてはならないと思っておるところです。以上です。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 長い間言われてますし検討するということだったので少しは進展しているのかなと思って聞いたんですけれども、車をシャットアウトして遊歩道として人と自転車だけを通す考えはないでしょうか。 ○久保茂俊議長 阿多建設課長。 ◎阿多寛建設課長 お答えいたします。道路拡張となりますと前々より問題になっておりますように、ほ場整備がされておりますので土地の取得がうまく行かないということがあります。それで当然かなりの距離を要するわけですけれどもトイレ等までもかなりあります。その奥もかなりある。遊歩道で行くべきか車道で行くべきか又は別ルートを考えるべきかということを含めて今後関係課と協議して行かなくてはならないと思っておるところです。以上です。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 今後っていつまでですか。 ○久保茂俊議長 阿多建設課長。 ◎阿多寛建設課長 お答えいたします。先程言いましたように陰陽石・風呂本線が大体十五年でめどがつくと思っております。これ以降ですね実際の工事とか事業に入って行かなくてはならないんじゃないかとそういうふうに思っているところです。以上です。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 浜の瀬川上流の地区名を言っていいのかな。橋満地区の農業用排水問題はどう解決されるんでしょうか。 ○久保茂俊議長 向井農村整備課長。 ◎向井大光農村整備課長 お答えいたします。農村部の排水問題につきましてはもう議員御存じのとおり農業集落排水事業を市内二十五地区に計画をいたしております。その中で次期の整備地区ということで陰陽石、風呂本、橋満周辺を考えているところでございますが、今現在一つ目の事業が完了をしてその加入促進に向けた取り組みをいたしているところでこざいます。そういう中でこの一番目の事業が順調に推移して行く、そして又財政的にも好転をして行く、そういう状況が出てくれば二番目の工事地区として事業地区として整備を図って行きたいと現在はこのように考えているところでございます。以上でございます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 次に、花と言えば生駒高原のコスモスですけれど過去六年間の観光動向調査の利用者数を見てみましても毎年減少して平成十一年と十二年の比較では七万一千四百五十人減少しています。平成七年の市勢要覧の中で市長は3H2Oの活力あるまちづくりを目指すという中で小林市はかき園芸も盛んに行われており小林市と言えば花と連想されるくらいに花とは縁の深いところ、四季を通じて花のあるまちにしたいと考えていると述べられています。花づくりに対して明確で長期的な計画があるのか市長にお尋ねいたします。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 生駒高原のコスモスが入場者数が減っておるということであります。確かにこれは傾向としてそのようになっておるようですが、あの生駒高原のコスモスにしましても菜の花にいたしましてもこれは宮崎交通さんが全部自分たちで手植えなさいましてポット苗を植えながらあそこを整備をしていただいてきたところでありまして、私ども市として特別にそれをお手伝いをするというようなことはあまりいたしておりません。ただ部分的に駐車場をお貸ししたりするようなことはございますが非常に宮崎交通さんに対して私どもも負い目があるわけでありまして何かしてあげたいという気持ちがあります。従って駐車場を広げてあげたいということで前に議会に提案をしようとしたことがありますが、議会側がそのことは民間の企業に市が手伝うべきじゃないという趣旨の下にその話はボツになりました。その後宮崎交通さんが今駐車場を確保するべく隣接地を買収を進められております。やっと地権者との話がついたのでこれから駐車場として土地を確保したいということで先日、私のところにもお見えになりました。従って宮崎交通さんが今後整備はされると思いますが私どもも市としても花と言えば生駒高原のコスモスと言うくらい有名になった場所を民間の企業にすべておんぶにだっこでは申し訳ないんではないかというふうに思います。従って生駒高原についても私どもも行政としてお力添えをすることはできるようなものがあれば力を入れてまいりたいと思います。そのほかの所につきましても年間を通じて花を絶やしたくないというのはこれは私そのとおりでありまして色々なところに花の植栽はしていただいておるわけであります。コンクールもやっておりますし、修景としては私は花を飾る、例えば永田町でありますとか南町でありますとか、ああいう所をお通りになれば分かりますけれどもその地域を挙げて花を作っていただいております。孝の子もそうであります。従ってそういう所をやはりもっと広げて小林市の市民は花を愛するそういう市民であるということを定着をさせたいというふうに私は思っております。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 花は見ているだけで心が安らぎます。種まきをして水やりをしてきれいに咲いたときの喜びは大きいものがあります。みんなが花づくりに取り組みやすくするために今、商観とか都市計画、学校地域それぞれ、ばらばらに作ってると思うんですけれども窓口の一本化が必要じゃないかと思うんですけどいかがお考えでしょうか。 ○久保茂俊議長 黒木企画調整課長。 ◎黒木英夫企画調整課長 確かに今お話がありますように小林市のまちづくりということで花が一番中心に動いているんじゃないかというふうに思っております。それぞれ各課でもそういう取り組みを行っておりますので企画調整課の方でも何か調整をして行きたいというふうに思っておりますが、まず今の取り組みはそれぞれの違った取り組みで行っております。例えば私のところでも行っておりますけれども私のところの花に関する取り組みは県が推奨しております新ひむかづくりの中での花の取り組み、それと商工観光課の方でも行っておりますけれども、こちらについては商工会議所が中心となったまちづくりというようなことからそれぞれに関係して取り組んでおりますけれども、小林市全体をどうするかということになりますと今お話がありますようにまち全体という形で取り組みを行うためには色々調整をしないといけないかというふうに思っております。今後はそういう形でそれぞれ協議をしながら何か方向性を見い出して行きたいということを考えております。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 環野の松永 一先生は種苗家として世界で有名な、でも知られる有名な先生ですけれど先生のお陰で花の生産農家が増えて偉大なものがあります。又、新しい品種を開発することにより品種の向上にもつながって行きます。育苗の研究グループとして先生を位置付けて研究グループで松永先生の指導を仰いだらいかがかなと思うんですけれどもいかがお考えでしょうか。 ○久保茂俊議長 黒木企画調整課長。 ◎黒木英夫企画調整課長 今先程御答弁いたしましたが、ひむかづくりの方で取り組んでおりますまちづくり。それぞれの地域で花を植栽して種から育苗するわけですけれども、そして花を咲かせてそれぞれの地区で花いっぱいの運動をしようという取り組みですが、これについては今お話があります松永先生の方の御指導の方もいただいているようでございます。松永先生はお花を作ってたくさんのお花をそのまま枯らしてしまわれるわけですけれども、もったいないというようなことからそのお花を無料で頂いたりして使わせていただいておりますけれどもそういう形で何か地域づくり、まちづくりそういうものに小林市全体でも取り組めるような形を工夫してみたいなということを考えておるところでございます。今後そういうことについて関係課、職場内そういうことで色々協議をしてみたいというふうに思っております。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 先生はですね今、日本全体の花はほとんど輸入品なんですけれども自分で種を取ってまいて大きくして種から株まで親株まで自分のところでやっていらっしゃるんですね。ですから特異な花とかみんなが注目する花を作ることができるんですけど、それを日本中に広げて行くことができますので花の小林市としていかがかなと言うことをお話さしていただきました。 次に、星に行きます。「星の降るさと日本一」として環境庁の指定を受けて造られた北きりしまコスモドームですが、平成六年オープン時は入場者数八千人で平成十三年は二千五百名と減ってます。立地条件はいいのに入場者はどうして少ないんでしょうか。 ○久保茂俊議長 野邊商工観光課長。 ◎野邊広幸商工観光課長 考え方は色々あろうかと思いますが、先程申し上げましたように天体となりますと子どもあるいは引率者が必要であるということで非常に苦慮いたしておるわけでありますが、ただ数字的に上げてみますと確かにこういう数字が出ております。市内の小中学校あるいは幼稚園、生徒がまいりますと減免という形で措置をいたしておる関係で有料者の数字と実際の数字というのは実際差が出てまいります。こんな極端な数字ということはないわけですがそれらもありますし、今後、冒頭申し上げましたようにもう少し稼働率を上げる工夫というのが必要だとそのように思っておりますので教育委員会とも十分協議しながらやってまいりたいとそういうふうに思っておるところであります。以上でございます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 あのちょっと機械的な言葉ですけど人は夢とかロマンを求めてるんですね。小林市は詳しい星の説明をくれないとか案内が不十分、冷たい雰囲気という声も市民の声もあります。私高崎町のたちばな天文館ここに行ってまいりましたけれど、平成十三年度の小林市は二千五百名ですね十三年度は。高崎のたちばな天文館は入場者数は平成十三年度約一万人です。天文現象があるときは夜中でも明け方でも開館してます。そして星のイベントとして七夕とか十五夜、クリスマスには必ずそれをイベントにして行ってます。運営スタッフにしても大変熱心な指導員を置いてたくさんのアイデアを出してその集客に努力されています。小林市もそういう星の好きな指導員の方がいらっしゃるとアイデアを色々と皆さん市民の中からも取り入れて自分のアイデアも出して又集客につながって行くと思うんですけど、そこら辺はどうお考えでしょうか。 ○久保茂俊議長 野邊商工観光課長。 ◎野邊広幸商工観光課長 今後十分指導し、研究をしてまいりたいとそういうふうに思っております。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 星は小林市の貴重な自然観光資源の一つです。それを生かすためにも、もっと魅力のある天文台づくりをする必要があると思います。以上、貴重な資源を十分生かしきれているのかということで質問しました。花、星、蛍、水のまちとして全国的にも類を見ない観光資源に恵まれた小林市ですが今までのお話聞いてまして各課ばらばらに取り組んでいては今後地方分権の時代に特色あるまちづくりはできません。役所内の組織を整備して計画性をもって活力あるふるさとづくりを行ってほしいと思います。 次に、ごみに移ります。平成十二年度に排出された可燃ゴミは六千九百七十九トンで生ごみはその約三十二パーセントでその処理費用は年間約一億円です。成分の大部分が水分である生ごみを焼却せず、たい肥化することで再利用することができ、経費も安くつき環境にもマッチします。一度に市内の生ごみをたい肥化するのは今のところ難しいと思いますが、今後どのような方法で生ごみのたい肥化を推進して行かれるのかお尋ねします。 ○久保茂俊議長 この際、十分程度休憩いたします。                         午前一〇時五九分 休憩                         午前一一時一一分 開議 ○久保茂俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。市長。 ◎堀泰一郎市長 ごみ処理のうちに生ごみが占める割合が非常に大きいということは御指摘のとおりであります。従って私もこの生ごみ処理についてこれを資源化すると言いますか、たい肥化できれば焼却するごみの量は相当減るんではないかと考えておりますので、その方向で進めてまいりたいと考えております。ただ市としては今任意の組合でお作りになっておりました完熟堆肥センターでありますけれども通称豚ぷん工場と言っておりますが、あの組織が民間の何と言いますか任意の組合であったために色々な補助事業等の申請をすることが難しい状態にありましたので、まずこの組合を法人化していただきたいと。そして法人化したところに国・県補助あるいは市の助成もいたしまして内容を充実してできるだけたくさんの生ごみをそこでたい肥化できるように、ただ生ごみだけでたい肥化することはちょっと効率も悪いと言いますかカロリーが足りませんのでどうしても中心は家畜のふん尿が中心になるわけですが、その中に生ごみを混入して良質のたい肥を作るということで今実際には事業系の生ごみについては既に運び込んで一緒にたい肥化していただいております。たい肥の効率と言いますか効果についても大変評価が高いようでありまして過去滞貨しておりましたものが今ほとんど滞貨してないと足りないぐらいであるという話も聞いております。従ってこれから完熟堆肥センターを充実させ、そしてできるだけ生ごみについてはたい肥化する方向でまいりたいと。そのためには生活環境課だけではできませんので農林課、畜産課三つの課が連携を取ってそれぞれ完熟堆肥センターに対する助成がどういうものができるかということを今検討に入っておるところでございます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 モデル地区を決めてたい肥化するということだったんですけれど、どうなっているんでしょうか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。三月の議会でございましたですか一応そういうことで今年度の年度途中にですね一部の地区をモデル地区として実施をしてみたいという御答弁を申し上げたわけですけれども、現実的には市長が申し上げましたとおり完熟センターの施設の充実というかこれを図って、生ごみの生産能力を高めるということでですね今その三課によって今検討をいたしております。ですからそれの検討をなるべく早くですねまとめまして、それが立ち上がった時点で並行しながらこのモデル地区については区長さんに下ろしてですね地元との協議をして行きたいというふうに思っております。これについては議員さんも御承知だと思いますけれども、西町の区長さんが非常に積極的であられまして、もし行政側からそういうお話があれば積極的に取り組みをして行きたいということのですね考えも承っておりますので、それと施設の充実と並行しながら進めて行きたいというふうに思っております。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 たい肥センターの所長の話では六月に法人化して登記した時点で一般廃棄物の申請許可をするということでモデル地区の計画はいつごろで、どんな準備をしているのか、来年度の計画に上がるんですか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。法人化の問題これは後、畜産課のサイドにもなりますけども、モデル地区については先程も申し上げましたとおり、たい肥センターの施設の拡充と並行しながらですねこの問題についてはモデル地区について下ろして行きたいというふうに思っております。以上であります。
    久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 それはそんなに掛かりませんので、だからモデル地区は来年度の計画に上げてくんですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 そんなに掛かりませんのでとおっしゃいますけれども今のあのピットの深さが今ので私は十分ではないというふうに考えております。従ってピットを深くするその処理能力を高めるためには、ある程度の工事もしなきゃいけませんし、集めるモデル地区と言いましてもそこに対して分別の仕方、つまりたい肥化できるものは人間が口に入れるもの、食べることができるというものしか、たい肥化しないわけでありますのでつまようじが入っていたりビンの栓が入っていたりあるいはあの小さなしょう油のビン等がありますが、ああいうものが混入しないようなそういう指導もしてまいらなければなりませんし、今課長が申し上げましたとおり施設の充実をして行くと並行してやはり市民の皆さんにそのような啓発についてもしなければいけないと考えておりますので、そう簡単には行かないと思います。しかし今さっき申し上げましたとおり三つの課に協力をさせながらできるだけ早くそういう方向に進めてまいりたいと考えておるところであります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 お隣の高原町ではえびの市への可燃物の処理委託が七月から実施されるようになったようですけれど、そのためにまちの環境保全係では委託費の削減と庁内の集積場から生ごみがなくなることを期待して生ごみのたい肥化に取り組んでいます。課長も取組状況を御覧になられたと思いますけれど、どう感じられましたでしょうか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。この今お話になられました施設でございますけど、いつでございましたですか宮日の六月五日だったでしょうか記憶が定かでございませんけど新聞にも高原町のが載っておりました。確かにですね私も現場を見さしていただきましたけれども非常に簡素でですね又そして臭い等もなく又何と言いますか、そういう虫もいないということで非常に本当に簡易な施設でありますけども非常に効率的なたい肥化がされておるということをですね実感いたしました。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 そのとおりなんです。高原町では職員駐車場を使って平成十三年十二月から平成十四年二月まで計十一回、累計四百七十三キログラムの生ごみにもみ殻とか落葉とかSPS液という分解発酵をする液肥をスプレーしてたい肥化の実験を行ってました。結果が良好で教育現場から循環型社会づくりを目指そうということで平成十四年五月十四日に教育委員会を通じて町内六校、小学校四校、中学校二校に説明して全校で取り組むことが決定してます。先日六月五日の宮日にも紹介されましたが、いち早く狭野小学校がたい肥づくりを行っています。小学四年生が総合学習での取り組みとしてたい肥の担当をしてました。小林市でも学校を指定して試験的に生ごみのたい肥化に取り組んだらいかががと思いますけれども学校教育課長いかがでしょうか。 ○久保茂俊議長 稙田学校教育課長。 ◎稙田章二学校教育課長 議員さんがお話がありましたように先般、ちょっと日にちはあれは先週の中ごろだったと思いますが生活環境課の瀬戸係長の方からこういう情報があるよということで今議員さんが言われましたSPSの菌を使って施設はかなり簡素であると。それで場所もそんなに広くはいらないというふうに聞いております。そういったことが相談がありました関係でただちに教育長の方に御報告をしたところであります。今現在小林小学校の生ごみ、それから南小学校の生ごみは市役所横のこれは電動の生ごみ処理機に搬入をしているところでございますけども、これはただ減量化をするというだけでたい肥化をされてない、リサイクルされてないということが聞いておりますので今議員さん御指摘のように学校における環境教育として生ごみのリサイクルについて勉強して行く必要があるのかなというふうに考えているところであります。今後十四年度中にすべての中学校、集中の給食センターでやっておりますが八校の小学校につきましてはそういう簡素な施設で対処できるということが分かるようであれば八校に、取り敢えず早い時期に一校指定しまして、そういうSPS菌を使った生ごみ処理をたい肥化にできるような一応、対策を取ってみたいというふうに思って今教育長の指示でもありますが生活環境課の方と話を進めているところであります。以上です。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 議長すみません。SPS液とたい肥があるんですがちょっといいですか市長の方に。 ○久保茂俊議長 資料として。どうぞ。首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 本当に教育課長や環境係長、課長さん皆さんで現場を見ていただきまして本当にいい家庭から出る生ごみが臭いもなく虫も出ない、発酵作用が優れてますので値段もすごく手軽でSPS液、それ千二百六十円ですけれども結構持ちます。すごくいいものですので手軽にみんな家庭で庭のある人はすぐ取り組めると思いますので、学校の方も取り組みをしていただけるということで、どうかよろしくお願いいたします。 次に、電動生ごみ処理機のあり方なんですけどこのままでいいんでしょうか。処理機購入者のアンケート結果はどう出てますでしょうか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。先の議会でもありましたけれども議員の方々から補助を出しっぱなしで後のフォローがされていないというようなことを御指摘がありました。今回それにつきまして六月の今日です十日までということでですね、四月、五月の初めでございましたけど一応調査を今実施しております。二百一件、今回はですね調査を実施しまして、今まだ中途でありますのでそれのアンケートの結果を出ましたらですね議員さんの方にお渡ししたいというふうに思っております。以上です。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 平成十年から電動生ごみ処理機の補助が始まって毎年補助額が増えて平成十三年度は百二基、四百五万六千三百円、十四年度は百六十基の六百四十万円になっています。一回目の購入者のアンケート調査結果では刻んで入れないといけないから面倒、悪臭がする、アフターサービスがない、発酵促進剤、微生物菌が注文なので不便という結果が出てます。二回目の今課長がおっしゃいました平成十二年八月から平成十三年三月までのアンケート結果途中ちょっと見させていただきました。臭いが強い、気になる、二度手間、発菌材料が高い、サービスがない、臭い消しの薬品が欲しいということです。一回、二回見さしていただきまして異臭が気になると、発酵材料が高いということが目立つんですね。ですから電動生ごみ機を購入する人は関心のある人が来られるわけですから何万円も出す代わりに、まず簡単で安く処理できる方法もあるということを教えてから判断してもらったらどうかと思うんですけど、先程のSPS液などもありますのでどうお考えでしょうか。環境課長。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。おっしゃるとおりであります。一回、一台が限度額四万円ということで今年の平成十四年度も百六十万円だったですかね約六百万円相当の補助金をいただいておりますので、そうなってきますとこの結果の当然ながらこれが全部欠点だけということはございません。要するにいい面もあるわけですけれども先程、冒頭で言われましたSPS菌という一つの簡易な方法もあるということでありますので、これについては非常にコストも安価であるというようなことからですねこれについても今後、課内でも十分協議してこれが広められて行くんであればですね進めて行きたいというふうに思っております。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 よろしくお願いいたします。それと今、今日が二回目の電動生ごみ処理機の締切りということですけれども平成十年から現在までの購入者の使用率を調べていただきたいんですけれども。今後でいいですけれども。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 今おっしゃったようにですね平成十年度からですねこの制度を始めたわけでありますので、これが宝の持ち腐れとなってただ単に物を倉庫等にですねしまってあれば何の意味もございませんのでおっしゃるように調査をして行きたいというふうに思います。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員首藤美也子議員 はい、お願いいたします。三月議会で市長は自前処理を第二の選択肢として検討すると答えていらっしゃいますけれど、どのようになったんでしょうか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 一般廃棄物につきまして私が民間に委託をするということを昨年の九月議会に申し上げましてから色々、うよ曲折あったわけですが四月一日から委託をする予定で私ども考えておったんですが企業側の検収と言いますか、その修理そういうものについて私どもが考えていた以上に遅れるという見通しが立ちましたので、考えましたので私ども委託をまず時期を後ろへずらすべきだというふうに考えました。そしてできれば七月というふうに思いましたがこれもちょっとまだ今機械が止まっておりますので、これもはっきりしたことは分からないということから、やはり十一月いっぱいは自前のが使えるということでありますので予算的にも十二月から委託費としては計上してございますので色々考えましたけれども、それが一番安全策かなというふうに今は思っております。自前でやるということにつきましてはやはり今の施設を改善をするか新しく造るか色々考えなければいけませんので今のところ自前については十一月までの自前ということを今考えております。後については委託をしてまいりたいと、ただ委託をするに当たっても議会の御指摘がありまして隣接する自治体にお願いする方法はないかということでありましたのでそれもお願いにまいりました。緊急に民間に委託して機械が止まったときのことを考えて緊急に処理していただきたいということは都城市の方はよろしいということでありましたが、えびの市は断ってまいりました。そいで恒常的にもお考えいただきたいということも申し上げたんですが、それは事務レベルでもう少し話を詰めてくれというような話のようであますのでこれからえびの市とはそういう話になろうかと思いますが、負担があまりにも私どもに掛かるようであればこれは新しく造った方がいいんではないかなというようなことも考えないわけでもありません。しかし今それは最終的なことでありまして今民間に委託する、自治体に委託するという方向で今検討をしておるところであります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 市長は三月議会の中でえびの市の市長も変わったのでお願いに行くということでしたけど、そのお願いの内容っていうのは緊急的にというお願いだったんですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 緊急的にということが最初にありましてできれば恒常的にも御検討いただきたいということは付け加えてございます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 もうちょっと経緯を詳しく教えていただけませんか。緊急的にとか恒常的にってどっちなんでしょうか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 ちょっと私のところに持って行った文章の控えが閉じてあるつもりだったんですがちょっと見当たりませんが、それであれば課長に読まさせます。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。どういう経過であったかということでございます。これについては三月の議会におきましては都城市の方に三月の六日にお願いをしたということであります。それとえびの市への対応ということでありますけれども、これは五月の十五日の日に市長と私とえびの市の方にまいってえびの市が市長と環境保全課長、環境係長で対応していただきました。今市長が先程申し上げましたとおり緊急時等における可燃ごみの受入れということでお願いをしております。この中では緊急時はもちろん恒常的にも、もし炉の受入れが整っておればですね検討をしていただきたいということでお願いをしております。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 その文書を提出していただけませんか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 後程、上司と協議いたしましてお許しが出ればお渡ししたいというふうに思います。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 それを出してくださらないと分からないじゃないですかよく、言ってることが。でですね今までの話を聞いてますと相談の中身は緊急的にと言うことですよね。ちょっと私は飽くまでも自前処理が前提なんですけれど数人の議員さんが以前から指摘しているように北清企業は不安材料がいっぱいあるわけなんですね。ずっと出てますけれどそれを心配してえびの市さんへの委託を考えたらどうですかと言ったわけですよ。それなのにその緊急時における可燃ごみの受入れということで行かれたんですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 今課長が申し上げましたとおり民間に委託をするということを私は考えてずっと話を進めてまいりました。首藤議員は民間は駄目だと言うことでありますのでそこで意見は違うわけですが、とにかく議会からも熱心に自治体に対しても相談をするべきじゃないかという話がありましたのでその一項も加えてお願いにまいったわけであります。文書につきましてはえびの市に持って行きました文書は後程お渡ししてもよろしゅうございます、控えでありますが。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 その文書を持って行ったということはえびの市から回答も来たわけですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 来ております。緊急避難的にということは断られております簡単に言えば。恒常的には少し事務レベルで話を詰めさしてくれという主旨の返事がきております。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 その文書も提出していただけますでしょうか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 それを付けて差し上げます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 ちょっと戻りますけれども市長は三月議会で県の方に自前処理ですね、申請時期についても確認すると述べられているんですけれども、ちょっと順を追って言いますけれども確認されましたでしょうか。どのような回答だったでしょうか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。自前処理につきましては議員さんも御承知のとおり、平成十四年度…。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 文書でもって問い合わせをしたわけじゃありませんが八月でしたか、までにという話を担当の生活なんとか部ですか、そこに行って正式な名称は間違ってるかも知れませんが今なら間に合うという話は聞いたことがあります。しかしそのときは私は考えておりませんでしたのでやっておりません。ただその後既に十二月からは使えないわけでありますので今申請をしても当然自前で造るにしましてもあの炉を使うわけにはいかないわけでありますので間に合わないというふうに思っております。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 間に合うんですね。私、県庁の環境推進課に確かめました。県は十四年度の基幹改修、国庫補助の対象については対応できると十四年度中に国にヒアリングを受けて十五年度からの補助事業として行うことができる。補助事業として制度的には存在しているということです。だから整備計画書を提出すれば今からでも補助事業として行うことができるんです。補助事業としてできると、十四年度対策には間に合いませんけれどもその計画書を出せば補助金が出ますのでそれから改修をして、その間はどこかに委託になると思いますけれども、きちっと改修はして小林市の清掃工場は使えるということですけれども、それでも自前処理はなさらないんでしょうか。市長にお尋ねします。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 私が先程答弁したのが少し説明不足かも知れませんがそのとおりです。補助事業として制度があることは私も承知をしております。ただ十二月以降、その自前ので処理をするには当然、間に合わないということを私申し上げたわけでありましてそういう制度があることは承知をしておりますが、今までずっと民間に委託をするということと、自前でやるということの比較を色々な角度から比較をして私は民間の方がベターであるというふうに考えましたので民間に委託をするということを提唱をしておるわけでありますけれども、議員はそれよりも自前でやるということであります。ただその意見の違いは今のところ狭まってないわけでありましてただ皆さん方の御意見も拝聴しながら隣接市町村には相談には行ったことはありますけれども民間に委託をするという考え方は今でも変わっておりません。しかし色々な考え方もありましょうから十一月までは今の状態でできるわけでありますのでその間に色々考えてまいりたいと思います。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 清掃工場の基幹改修をしないということではないですね。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 「しないということではないんですね」ということですが、これを「いやそうじゃありません」と言えばなぜしないのかということになりましょう。そういうこともひっくるめまして私は十一月までの間に十分検討したいというふうに思っておるわけです。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 四月以降のごみ対策協議会の中身はどのようになっていますか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。三月議会が終わった後、新しい年度になりましたので、ごみ対協が開催されたわけであります。まず四月の十七日の日に西諸地区のごみ対策協議会の幹事会を行なっております。これは当然、年度始めでございますので事業の実績報告とそれから収支の決算、それから十四年度の事業計画と収支の予算、それから後は今県南で取り組んでおりますごみ処理広域化の県南グループの計画の問題、いわゆるコンパクターとそれからリサイクルプラザこの件について協議をしてきております。それから五月の十五日に西諸地区のごみ対策協議会を開催をしております。これは各首長が出席をされまして幹事会で協議した事項について承認をいただいたということでございます。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 五月の十五日の西諸地区のごみ対策協議会の中で各首長はその中でどういうことを言っていらっしゃるんでしょうか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 はいお答えいたします。どういった内容かと言いますと県南グループ、その三月議会にも申し上げましたけれども、西諸の在り方、県南のあり方はどうあるべきかということが論議されましてそれの在り方の方向性が二月だったですか十六市町村の首長が集まって、県南は日南グループが一つと北諸、西諸グループをプラスしたものが一つと二箇所というのが合意がされて同意がされたわけでございます。それを受けた形での今後のごみ行政の在り方ということがこの中で議論をされましてその中で一部についてはですね、今後減量化が進むそして進まなければならない循環型社会の中でのこのごみの量というのは相当減ってくるということで、過大施設をしてもらっては困るというようなこともですね色々その中での論議があったということであります。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 ということは二市二町一村合意の下に県南グループに参加する方向なんですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 私もその席におりましたので二市二町一村で参加をするというふうになっております。ただそのどこどこの市があるいはどこどこのまちがそれには参加をしたくないというような意志をお持ちのようだという噂を聞いたりするんですが、正式な会議では一切そのようなものは出ておりません。二市二町一村が一つのグループであります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 二十三年の広域化まで北清に頼むんでしょうか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 北清に委託するのを私は五年刻みで五年、五年で契約をしたいということは私は申し上げたはずであります。従って二十三年までそれをやるということは考えておりません。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 三月議会での市長の答弁では四箇月分の委託料、可燃、不燃合わせてトン当たり一万九千円の処理費用で北清に委託するということでしたが間違いありませんか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 間違いありません。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 三月議会のときに時任議員が確認書を頂いているんですけどそれを見させていただいているんですけれど、そこには可燃ごみの十五パーセントに相当する、可燃ごみのみと書いてあるんですけど不燃ごみはどうなるんでしょうか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。これは度々今までも議会のときに説明をしてまいりましたけれども可燃と不燃、当然不燃については民間に委託すれば燃やせるわけであります。その中で約二割程度はですね燃やせないものもございます。そういったものを含めまして一応可燃という考え方でおります。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 その可燃ごみ、この北清に委託するという可燃ごみですねこれは何トンですか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 十四年度の予算の中で積算としてお出ししましたとおり大体月に七百二十トンということで積算をいたしまして予算を計上をお願いして議決をいただいたところであります。ですからそれの約十二箇月分ということで約八千五、六百トン正確にはっきり申し上げられませんけれども八千五、六百トンになるんじゃないかというふうに思っております。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 それじゃそのこの確認書は何なんですか。不燃ごみは一切入ってませんけど、どこに入っているんですか。
    久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。その可燃ごみ、我々は先程も申し上げましたとおり、我々の工場では不燃で分別しておりますものは焼却いたしますと炉が傷むというようなことで埋立処分をしておるわけであります。これが民間の施設になりますとこれ焼却できるわけでありまして、それについても可燃という解釈で入っております。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 びっくりするようなことを言わないでください。可燃が平成十三年度で六千四百三十二トン、不燃が千二百九十五トン出ています。合わせて七千、大体八千トンですか。それを計算して五千四百万円の見込み予算が出たわけですから可燃と不燃合わせて持って行くということになるわけですけどそれでいいんですか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。先程から何回も申し上げておりますとおり、不燃についてもですね約八割相当数については委託をお願いをするということで今までもそのことで答弁をしてまいりました。そういう考えで現在もおります。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 何かおかしいですね。議案五十六号で上がってきているんですけど不燃ごみは平成十四年八月一日から霧島美化センターに、今まで霧島美化センターが持ってきた分を持って行くと千三百トン、持って行くということが載っているんですね。で、そういうふうに載っているんだから不燃ごみは霧島美化の方に持って行かれるんじゃないんですか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 議案第五十六号は後程、議案質疑の中で審議があるというふうに思いますけども、これについては約千三百五十何トン、いわゆる十二年と十三年度霧島の美化センターの改修に伴いまして高原の方、美化センター分を小林市が受入れをしたわけでありますけど、これについてですね今度は逆に返すということになりますのでそういう協定が入っておりますので、これについてはですね期限を定めておりません、いつまでということは。これはその量に達した時ということになりますので、それが単年度で終わるのか二年、三年にわたるのかそこ辺はですね今のところ分かりませんけども一応今までも答弁をしてまいりましたけれども高原町の美化センターに近い地域、いわゆる堤とかですね水流迫その一部についてはそちらの方で搬入をしたいというふうに現在考えております。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 もう一度確認しますけど可燃、不燃合わせて八千トンこれを北清に四箇月間委託するということですか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。そのとおりでございます。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 休憩とっていただいていいですか。 ○久保茂俊議長 ちょっと何の休憩ですか。 ◆首藤美也子議員 考える時間。 ○久保茂俊議長 ちょっと待ってください。それは駄目です。考える時間って、今考えてください。議事進行いたします。首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 平成十五年四月からの委託契約の金額は一万九千円ですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 平成十五年についてはその前に又協議をするということになっておりますので一万九千円かどうかは今申し上げられません。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 それじゃ市民はやっぱり不安なんです。トン当たりですね西都市の委託料が三万五千円だったんですけれど最近四万円になってますし、北清の相場が四万円に近い数字が出ているんですけれど、もしかして四万円近くにトン当たりなるんじゃないかとそういうふうなのも聞いてるんですけど、そういうふうになったらどうするんですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 「そういうふうになったらどうするんですか」っておっしゃってもこれから協議をするわけでありますのでどのぐらいになるかは今申し上げられませんし、できるだけ私は市の負担が少なく済むように交渉はしたいというふうに思っております。ただ一万九千円でそのまま据置きになるかどうかは今のところ何とも申し上げられません。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 北清がこのままじゃやって行けないからと値上げを要求してきたら払わざるを得なくなります。自前処理とかあるいはえびの市さん、自治体ですから委託すれば無理な値上げっていうのはできないはずです。北清企業は今まで言われてきたように不安材料をいっぱい抱えている企業なんです。市長も助役も早く目を覚ましてどういう方法が市民に一番とっていい方法なのか、もう一度よく考えてみてください。 次に、不法投棄に移ります。不法投棄の回収を今年は緊急雇用対策で十月までシルバーに委託していますが不法投棄の繰り返しで山などを持っている人は回収には限界がきているという話を聞きます。緊急雇用対策が切れた後、市の事業として回収までしてほしいという声が市民からたくさん聞いているんですけれどもどう考えますでしょうか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。この問題は非常に私どももはっきり申し上げまして厄介な問題でございます。本当に何と言いますか、いたちごっこと言いますかですね取れば捨てる、捨てれば取るというようなその繰り返しがですね現在もきておるわけであります。ですからそういった形での何らかの方策はないかと色々今まで議会でもこの問題については御指摘もあったわけですけれども、要するにこの何と言いますか不法投棄が繰り返されるという現実を踏まえましてですね、私どもの考え方、主管課の考え方としては山の持ち主、地主さんこういった方についてはですね自分の財産でございますし、自分で当然管理をするのがですね当然だというふうに思っております。ですからそれなりのですね措置を講じていただきたいということも再三申し上げております。それと緊急地域雇用創出事業というのを十四年度、五百十二万二千円いただいてこれを事業をしておるわけですけれども、この事業が終わった後ですね今は完全に恐らく百パーセントとは無理でしょうけども、ほとんどの不法投棄が撤去されるんだろうというふうに思いますけども、その後はどうすべきかということになりますとですね又同じことの繰り返しになるということになります。ですからこれについてはどこでどうやるべきかですね非常に難しいんですけれども、それについては十分色んな啓発活動を進めさしていただきたいというふうに思っております。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 あのですね行政の方から個人の責任において処分してくださいと言われた方もいらっしゃいます。テレビとか大型の物も捨ててあることがあるそうなんですけれども空き缶なんかも拾っても拾っても捨てられて個人では限界があるんですね。山主の方というのは大概、御年輩の方ですのでそれでも文句を言わずに集めているんですけれども毎回、毎回だとそういうことも限界にきているわけなんです。地主の知らないところでそういうのが捨てられる。それを拾わなきゃいけない矛盾があるわけなんですけれども対策をどう立てて行くのか、今後どのようなことが考えられるのか今の段階でもいいですけれども何かお考えがあれば聞かせていただきたいんですけれども。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 対策につきましてはですね三月の議会で申し上げましたけれども三月の時点でもごみ減量推進員の方が五十名いらっしゃいます。その方々から自分の地区内の不法投棄についてですね調査をしていただきまして報告書を出していただいたという経緯もございます。それと各集積所の分別指導員さん等、それから河川浄化推進員さんこの方々からもですね常日ごろ情報をいただいております。これは飽くまでも情報だけでどこに捨ててあるというだけでですね対策としては非常に現在手を打てないのが現実であります。特に悪質な多量の投棄場所については当然これは刑事事件という形になりますので、警察の生活安全課とですね常に連絡を取りながらそこで内容の調査ができるものはですねそこで内容を調査しまして、投棄された方を誰が投棄したかということまでですね突き止めているというのが実態であります。今後どういった対策、どのようなことをやればいいのかというとですね非常にはっきり申し上げて名案が、こういうことを申し上げるとおしかりを受けるかも知れませんけどもはっきり申し上げてこの問題はどの自治体もですけれども中々名案がないというのが現実でですね、後は一人一人の自覚、モラルにかかわってくるんではないかと、そこら辺をですね今後は啓発活動を行っていかなければいけないんだというふうに考えております。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 名案がないじゃいけませんので市民の声とか色んな人の声を聞いて何とか対策を立てて行っていただきたいと思います。不法投棄防止の看板は設置してあるんでしょうか。 ○久保茂俊議長 鸙野生活環境課長。 ◎鸙野利徳生活環境課長 お答えいたします。これにつきましては西諸ごみ対協それから私どもの独自の予算でですねそういった不法投棄される箇所については順次、要望等があればお渡しして立てていただいておるということであります。以上であります。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 分かりました。次に、子どもの紫外線対策についてですけれども市内で特に幼少期に過度に日焼けをするのが将来の皮膚ガンにつながるということで小林昭和幼稚園が平成十三年七月にプールに紫外線テントを設置しています。二年前ぐらいから母子手帳に日光浴の欄もありません。店頭には赤ちゃんや子どもは大人に比べて肌のバリア機能が弱く、しかも野外にいる機会が多いということでベビー用のサンスクリーンも今置いてあります。紫外線対策がB波ですね、重要ということで。このように小さいときに当たった紫外線というのは大きくなってから影響してきますので、まず学校現場で父兄が紫外線の知識を持っていただきたいと思うんですけれど、そのために紫外線の学習会などを開いていただきたいと思うんですけれども教育長いかがお考えでしょうか。 ○久保茂俊議長 山口教育長。 ◎山口寅一郎教育長 先程一回目でも申し上げましたが大事なことに間違いないわけでありまして今昭和幼稚園の紹介もあったわけでありますが小学校についても中学校についても同じようなことが言えるかと思います。先程の答弁でも申し上げましたように医療機関等の御指導も受けながらというようなことも御答弁で先程申し上げたとおりでありますので、今現在プールサイドの日よけの状況でありますがプールサイドで小学校八校、中学校で一校、プールサイドの日よけを設置していると。なお、仮設のテントで日よけを設置てしいるのが後の中学校の五校というようなことでございまして水泳についてはそういうようなことでございますが、やはり根本的にそういうことになりますと一つの保護者に対しての学習ということも必要かと思いますのでしばらく検討さしていただきたいというふうに思います。 ○久保茂俊議長 首藤美也子議員。 ◆首藤美也子議員 是非、地球環境が昔と違って悪化して変わってますのでオゾン層が破壊されてB波が直接人間の皮膚に当たるということは紫外線は目に見えませんけれども非常に後々色んなガンとかですねそういうのも結果が出てますので外国などはいち早くそういう対策に取り組んで日本はまだのんびりしてますけれども、こういうことが出たからにはですねやはり気を付けて学校の方でまずそういう対策を立てていただきたいと思います。以上で終わります。 ○久保茂俊議長 この際、昼食のため暫時休憩いたします。                         午後〇時〇四分 休憩                         午後一時〇〇分 開議 ○久保茂俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、下津佐善治議員の発言を許します。下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 創生会を代表しまして一般質問をいたします。四月の人事異動により多くの参与席の方がお変わりになりました。是非、市政発展のため活発な議論をお互いに展開できますよう御期待を申し上げます。 まず、来年四月の地方統一選挙が間近となりました。市長、議員のすべてが改選を迎えます。市長におかれましては新しい小林市づくりに市民の期待にこたえるべく様々な施策を講じられてきました。中でも永久津小、中そして東方中、三松中の教育環境の整備については二十一世紀を担う子ども達への大きな意欲をかき立ててくれるものであります。又、高齢者の増加する中において介護保険制度の新設に伴う諸施策についても西諸医師会の協力はもとより関係行政スタッフの努力で信頼できる体制が確立されております。さらに運動公園の野球場、テニスコート、市民プールの完成、農業集落排水、公共下水道の整備や駅南の区画整理事業等多くの事業が推進されました。この要因としては長年続いた市長の一期交代から脱却し継続的に市政を担当して年次的に計画を立てられたことが実行に結びついたことと思います。市長におかれましてはさらに難題多くの時期にあろうかと考えますが、次期市長選について出馬をどのようにお考えかお伺いをいたします。 次に、財政状況について伺いますが、国の推進する市町村合併の動向によって大きく地方財政も変わってきますが現在の当市の財政状況を市長としてはどのように認識されているのかお伺いいたします。財政課には今後の財政状況を説明していただきたい。中でも公共下水、農業集排の償還時期との関連が大変気になるところであります。 畑地灌漑事業については、今後の西諸の農業が大きく様変わりするものであり期待しつつ大きな不安を抱かざるを得ないのが現状かと考えます。細かい点については自席より質問しますが、まず二市二町で構成され堀市長が会長をされます西諸地区農業水利総合開発事業促進協議会での各首長の意欲について又、この大型事業の代表としてどのようにリーダーシップを発揮して行かれるのかお伺いをいたします。担当課にお尋ねをしますが農村整備課、農林課と庁内でのこの事業の推進体制はどのようになっているのか又、今後の農業の方向性はどのように展開して行こうとしているのかお聞かせをください。 林業の活性化も難題でありますが、今般、森林整備地域活動支援交付金制度が始まり宮崎県内では六億四千三百万円の予算を交付するものであります。当市としてはどのように活用して行かれるのかお伺いをいたします。又、堤地区において百二十ヘクタールの整備に今回着手をされます畑地灌漑事業のモデル事業としては地域の同意の状況や受益者の方々の反応はいかがなものかお尋ねをいたします。 次に、既に広域合併についてはタイムリミットが迫っています。西諸の中核にある小林市の市長としては非常に難しい問題であるかと考えますがどのようなお考えかお聞かせをください。又、助役を中心に合併研究会において種々の議論があるかと思いますがどのような状況なのでしょうか。当地域の報告書も提出をされましたが会の取りまとめは今後どのように又いつごろになるのか又その後の進め方についてはどのようになるのかお尋ねをいたします。事務レベルでも検討なりが行われているようでありますが、合併の方向に進んでいるのか担当課でお答えをいただきたいと思います。 合併で大きく左右されるであろうと考えますが、この市庁舎の建設についてはどういうお考えかお聞きをいたします。相当な建設費になることも承知をしますがこの庁舎がまだこれから十年、二十年も耐えられるということは考えられません。市民サービスの拠点として又職員が能力を発揮できる職場としても何かの準備に掛かる時期ではないでしょうか。ある程度の積立ても必要であるでしょう。市政六十周年を目標に民間活力のPFI等の導入などの研究をしての検討会を発足させてはいかがなものでしょうか。 最後に水資源の保護策について伺います。市長の北部地域の活性化の熱意として簡易水道事業が本年度完成をいたします。先人の水利確保のための御苦労を伺い、改めて水の大切さを思い知らされます。大淀川の最上流に住む私達は貴重な水資源に恵まれており名水百選にまで指定されていることをうれしく思い、そして大切に守らなければなりません。県内で水源の保護条例を持つ自治体はないようにお聞きをしますが、当市が先駆けて制定してはいかがでしょうか。御意見をお聞かせ願いたい。現状として保護策としてはどのようにしているのかお伺いをして壇上からの質問を終わります。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 お答えいたします。質問の論旨を詳細にわたって私にもいただきましたことをお礼を申し上げます。これに従いまして答弁をさしていただきます。 まず、私に対して次期市長選についてのお考えはどうかというようなことでありますが、まず私は議会にお礼を申し上げたいと思います。今議員御指摘になりました色々な社会資本の整備につきましては議会の皆さん方の御理解の上に出来上がったものでありまして、今まで停滞をいたしておりました色々な大型の公共事業が軌道に乗せられたということについては議員諸公に厚くお礼を申し上げたいと思います。それと次期市長に対しての立候補の見解ということでありますけれども下津佐議員の質問の主旨が私ども議会運営委員会の後、手元に届きましたので私は一存でこれを決めるということはどうであろうかということで後援会の幹部の方々、お集まりいただきましてこれに対する答弁をどのようにするかというようなことも協議をいたしました。そのことも踏まえましてお答えを申し上げたいと思いますが二期市長を務めさしていただきました。皆さんの協力によりまして事業も推進できたと思いますが、できましたら市民の信託を得ることができれば次期も市政を担当をさしていただきたいというふうに考えておるところであります。 次に、財政状況について市長はどう思うかということでありますけれども地方財政を取り巻く環境は大変厳しい状況であるということはもう議員も御承知のとおりでありますが、反面市民から出てまいります要望、行政要望は非常に多岐にわたっております。従ってそれを一つでも信託にこたえるということについては非常に我々財政状況とにらみ合わせながらそれを執行して行くわけでありますが御承知のとおりの財政状況、厳しくなるんではないかと思います。今のところひっ迫した状況じゃありませんけれども財政課長からお答えいたしますが、やはり将来を見据えて色々な事業には取り組まなければいけないと考えております。第四次総合計画を基本にいたしまして財政の状況とも、にらみ合わせながらこれから色々な社会資本の充実を図ってまいりたいというふうに考えておるところであります。 次に、畑地灌漑事業でありますが、二市二町で取り組んでおります四千百五十ヘクタールに七百五十万トンのダムを構築して畑地に水を引き込もうという事業であります。大変壮大な計画でありますので二、三年で出来上がるというような種類のものではありません。今の計画によりますと平成十九年ごろをダム構築の年度というふうに言われております。計画ではそうなっておりますが少し後ろにずれ込むかなという気もいたしております。しかし将来の小林市の基幹産業の農業を確立して行くためには私はどうしても必要な事業であるというふうに考えておりますので強力に推進をしてまいりたいと思います。ただ二市二町でやっておるのでその中の小林市長のリーダーシップはどうかということでありますが、各市町村の長の御意見を伺いましてもこの事業については推進をすべきであるというふうに各首長はお考えであるというふうに私は思っておるところであります。従いまして異論等についてはあまり聞かないところであります。私は会長をしておりますのでその会長のリーダーシップということであります。従って今後も極力、西諸の将来を見据えた事業として取り組んでまいりたいというふうに考えておるところであります。 次の森林活性化につきましては担当課からお答えをいたします。それと堤地区の関連事業でありますが百二十ヘクタールの整備事業、これについても農村整備課の方でお答えをいたします。 次に、合併問題であります。合併につきましては非常に微妙な問題がたくさん含まれておるわけですが一番合併で大きな問題としてはまずその合併の方法であります。吸収合併するのか対等合併するのかというようなこと、それからいつそれをやるのかということ、それからその本部の場所と言いますか中心の場所それをどこに置くのかということ、そして名称をどういう名称を使うかということで非常に各市町村の意見が錯そうするというふうに聞いておるわけですが私どものところはまだそこまでは行っておりませんで助役を中心とした研究会を発足いたしました。先日お配りしましたのは研究会のまとめであります。従ってそこまでは研究会をもって作業を進めてまいりましたが合併になるには法定の協議会あるいは任意の協議会を作らなければいけないわけでありますけれども任意の協議会を作るかどうかということで先日、市町村長会の席においてそういう提案を申し上げました。ところが九月までに研究会は解散をするようにという県からの御指導もありまして、それまでの間に任意の合併協議会を立ち上げるかどうかということ、それまでに決めようということになっております。そして西諸全体に配布するパンフレットと言いますかチラシと言いますか合併することによる住民の意識をそちらにする、しないか、そういうものをお考えいただく材料としての資料を配布するということの準備に今入っておるところであります。従ってそういうものを配布して又各市町村において空気がどのようなふうに変わるかそのようなものを見据えてその合併の協議会に立ち上げるということになろうかというふうに考えております。 従いまして議員御指摘のその庁舎がいずれにしろ造らなきゃいけないだろうからそのための準備委員会を作ったらどうかと言うことでありますが大変な大事なことだとは思いますけれども、その中心の小林市が今地理的には中心であります。従って小林市にその庁舎を持ってくるかどうかということも協議会等で十分協議をした上でありませんと決めることができませんので今のところまだ庁舎の建設の委員会まではちょっと今のところ考えにくいというところであります。ただ総合計画の中でこの庁舎は後十年ぐらいは単独での場合ですがそのまま使うということを考えておるわけでありまして、将来は当然改築をしなきゃいけないと思いますけれども今のところまだ研究の段階でございます。 次に、水資源の条例化の問題でありますが先程首藤議員からも質問があったわけでございますけれども、あのときに私は中々難しいんだということを申し上げましたが、これを作りますのは水道法の第二条の規定に基づきまして本市の水道に関わる水質の汚濁を防止し、正常で安全な水を確保するためその水源を保護し、もって市民の生命及び健康を守ることを目的とするということであります。ただこれはこの水源保護地区を指定いたしまして区域内におけるそういう事業をされる所そいうような所、立地まで規制をいたします。従って排水を出すようなものについては、ほとんどこの条例の規制の対象になるわけでありまして小林市の場合、湧水箇所が大変たくさんあります。従ってこれをすべての湧水箇所を含むような条例を作りましたときに企業誘致等について少し制約が出てくるんじゃないかというような心配もあるわけであります。従って中々条例というものが作りにくいということがあります。それと水道課で上水道の水源として我々が使わしていただいております出の山そして堂渕そして今回北部簡水のための妙見水源でありますけども、これは水利権者の方から一部その分水契約によって水を分けていただいておるわけでありまして、ここに条例を作るということになるとその水利権者の方々との協議も必要になってまいります。これが簡単に行くかどうかっちゅうこともちょっと予測が立たないわけであります。それと最近、厚生労働省からの水質基準でありますけど従来の二十六項目から四十六項目に大幅な改正がなされました。新たに快適水質項目十三項、監視項目二十六項目を設定して水質基準の強化がされておりまして検査も又それに対応してやっておるわけですが、大淀川の最上流に位置する当市としてはやはり下流にきれいな水をそのまま流してあげたいと言うのはこれはみんな市民一致する考えであります。従って公共下水道なり農集なりあるいは合併浄化槽なりに補助を出しながら水資源を汚染をしないように注意はしておるわけですが、条例を作るというところまではまだ九市でも一箇所も作っておりませんのでこれから十分、検討研究をさしていただきたいというふうに考えております。以上で壇上からの答弁を終わります。 ○久保茂俊議長 肥後財政課長。 ◎肥後正弘財政課長 財政の現状はということで御質問でありますがお答えしたいと思います。先程、総務省の方で地方財政状況が公表されました。平成十二年度の決算状況でありますが、まず経常収支比率でございますが全国平均が八十六・四パーセント、これに対して本市が八十二・一パーセントでございます。起債許可制限比率、全国平均が十・九パーセントこれに対して本市は七・五パーセントでございます。財政の構造、弾力化を示す両方とも指数でございますが全国平均を下回って非常に良好な状況にあるというふうに思っております。しかしながら十四年度の地方財政計画で出てきました地方交付税の段階補正の見直し、これ三箇年で段階補正を見直して行くということでございます。五万人未満の市町村については三箇年で段階補正をやめて行きますよと。本市で試算してみますと今のところ八千万円から一億円、三箇年で影響を受けるんじゃないかというふうに思っておりますし、起債充当率の引き下げ並びに元利償還の交付税算入の引き下げ等、先程市長も申しましたように地方財政を取り巻く情勢は非常に厳しい状況にあります。今後色んな事業が想定されるわけですが総合計画、実施計画に基づきましてこの事業を行って行くということになるかと思いますが、先程の下津佐議員の質問で公共下水、農集排の償還等が気になりますと言うことでございますが、これを例に取ってみますと十四年度で両方合わせまして償還が一億七千四百万円でございますがこのピークが十九年、今のところ十九年でございます。二億七千八百万円ということで一億円の増になってまいります。公共下水は今後事業が進捗をして行きますとますます償還金が増えて行くという状況も生まれてくると思っております。厳しい状況を踏まえまして今後、総合計画の実施計画とローリングの中で色んな施策展開をして行くわけでございますが財政構造の弾力化ということを念頭にしながら事業の取捨選択をし、今後の財政運営を展開して行かなければというふうに考えているとこでございます。以上でございます。 ○久保茂俊議長 向井農村整備課長。 ◎向井大光農村整備課長 お答えをいたします。農村整備課あるいは農林課の方で庁内会議、庁内推進会議を持っているがこの事業の推進体制はどのようになっているのかという点と堤地区の事業関係についてのお尋ねでございますのでお答えをしたいというふうに思います。まず基本的には西諸促進協議会というのがございます。これにつきましては西諸の二市二町一村これについては須木村も入っているわけでございますがこの促進協議会の方で西諸全体の事業を進めて行くということになっております。小林市につきましては小林市畑地灌漑推進協議会というのがございまして、この協議会の中で小林市の畑灌に対する全体的な進め方等について御協議願いながら進めて行くということでございます。お尋ねの庁内会議でございますが庁内会議につきましては農林課、農業委員会、畜産課、農村整備課この四課で推進母体と推進課ということで庁内会議なるものを作っているところでございます。窓口課は農村整備課でございます。この中で色んな問題を議論をするわけでこざいますが、特に国営事業につきましては順調に進んでいるところでございますが県営関連事業の進捗が国と遅れない形で進めて行かなきゃならないということから県営事業を進めるに当たって各課が連携をしながら、そして問題点の掘り起こしを行いその地区に合った最善策を検討をして行くというふうに考えているところでございます。特に営農関係、担い手対策、農地の集団化あるいは流動化あるいは、ほ場整備の手法等について議論をしていただいて、それをその地区の事業の最善策というものを見付け出して説明をやって行くということを考えているところでございます。現在まで庁内会議につきましては五回程度開催をいたしておりまして特に堤地区の事業推進に当たりましては地元説明会に入るときにそれぞれ関係課に出席をしていただきまして地域の皆さん方の御要望等の質問に対して答弁をするということを今までやってきているところでございます。続きまして堤地区についてでございますが議員の質問の中で百二十ヘクタールというふうに質問があったわけでございますが堤地区につきましては百一ヘクタールでございます。百一ヘクタールの畑に水を引いて、そして将来の農業に備えた体制作りを作って行こうということで進めているところでございます。特にお尋ねの同意の件でございますが、今現在七十四パーセントの同意をいただいているところでございます。この説明会に入って行った中での受益者の反応と言いますかこれにつきましては特に園芸農家の皆さん方については大変水を心待ちにされているということもございます。ただ畜産農家の皆さん方については作っていらっしゃるものが飼料ですから水が必要なのかというようなですね御意見も出ました。そして又高齢者の方、今から後継ぎもいないという状況の中で水を引いてどういうふうにして行けばいいんだというような心配のですね声もありました。従ってそういうもろもろの意見を色々検討をする中で特に将来的な営農がどういうふうになって行くということが一番重要ではないかというふうに思っているところでございます。これにつきましては農村整備課だけではどうにもできませんので関係各課そして又関係の団体とも協議そして又勉強を重ねて行きながら小林市のその畑灌に対する営農をどのようにして行くのかということを今後研究をして行きたいとそのように考えているところでございます。以上でございます。 ○久保茂俊議長 中山農林課長。 ◎中山敏章農林課長 お答えをいたします。森林整備地域活動支援交付金事業についてでございますが、平成十四年度から十八年度までの事業として当初予算に頂きました五十四万六千円の委託費を中心に頂いておるわけですが、現在この委託費を使いましてこの事業についての準備をしておるところでございます。何をするかということになるんですが森林作りのために一ヘクタール当たり一万円の交付金ということでございまして山の価値機能をさらに高めるため山の手入れをするということでございますが、森林現況調査ということで林木の生育調査、作業道や歩道のアクセス状況の調査、それから作業実施区域の明確化事業いわゆる境界など簡易な測量をしたいということでございます。それから歩道の整備ということで作業道や歩道の刈払い、補修こういうのが中心になりまして十四年度から十八年度までに小林市で約二十団地の森林作業計画というのを作りまして実施をする予定でございます。以上です。 ○久保茂俊議長 黒木企画調整課長。 ◎黒木英夫企画調整課長 合併と水資源の関係で御質問をいただきました。大方、市長の方で答弁いただきましたので私の方から御説明、御答弁することについてお答えをしたいと思います。まず合併の市町村研究会の状況ということでございますが、昨年の八月六日にこの研究会を組織をいたしまして延べ十六回にわたり助役、担当課長、担当者会こういうことを開いてまいりました。そして必要な段階では市町村長会に色々御相談をしながら取り組んできたところでございます。その結果につきましては四月の十日に各議員の方にも報告書という形でお届けをしているというふうに思っております。それからこの研究会はどうなるのかと言うことの御質問がございました。先程市長の方からも答弁がありましたけども研究会としての取り組みは一応各市町村の状況を調査分析しようということでそれをまとめるだけでございましたので、今後はどのような取り組みをするかということで助役中心の会議でも議論していただきましたけれども今のところそういうものがないというようなことから小林市の発案でございましたけれども、その協議会でも作る方向でどうかということで助役会議の方で首長と相談をしてきてほしいというようなことから持ち掛けて行ったわけですけれども市町村長会の中ではまだ時期が早いと九月いっぱいごろまでは研究会をそのまま置こうと。そして先程市長からありましたようにその間に色々議論しながら協議会を作って行こうということでございました。もちろん各市町村はそれぞれ今後は高原町は座談会をしたいということを話をしております。それから野尻町、須木村もそういうことをしたいと。えびの市は広報で合併の状況ということでお知らせをしたいというようなことで話がきております。それと小林市につきましてはもちろんお知らせ等を出すわけですけれども要望があれば出向いて行こうということで今住民の方にもピーアールをすることと後団体等との意見交換会それと先日、区長の皆さんが勉強をしたいというようなことからその勉強会に色々資料等をくれ、話をしてくれというようなことがまいっておりますのでそういうことも準備をして行きたいということと、小林市のJCの皆さんも七月ごろに何かシンポジウムでもしたいというようなことがございますので、そういうことに色々御協力を申し上げて行こうかなというふうに思っておるところでございます。小林市としても色々取り組んで行かないといけないわけですけれども中々その西諸の研究会というようなことの中では小林市独自の取り組みというのが中々難しゅうございまして今度研究会の報告書を中心にしたチラシを作ろうということで今呼び掛けて西諸の全世帯に配布するように準備をしておりますけれども、それのチラシ作りも中々難しい部分があるというようなことで今後小林市としての取り組みをどういうふうにするのか今まだ十分研究しないといけない状況でございます。それから課長段階での合併の方向に進んでいるのかということでの御質問がありましたけれども合併をするために進んでいるということではございません。住民の皆様に色々なデータを差し上げながら合併をするためには、合併はこういうことで色々手だてがあります。合併した後ということは中々言いづらいわけですけれども合併をするためには色々こういう手だてがありますと、なぜ合併しないといけないのかということ等についてピーアールをするしかないのかなということで今考えているところでございます。 水資源の方につきましては市長から答弁があったとおりでございます。以上でございます。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 まず、市長にお伺いいたしますがさらに継続と後援会とも相談されて出馬をしたいという意向であろうかと思いますが三期目に向けて意欲が十分だなというふうに伺うわけですが大変地方自治体としては大きく様変わりをするであろう今年から来年、向こう五年間と言いましょうか、大変な変化する時期であろうかと思いますが今抱えている継続事業をはじめ今後の新しい施策などお考えがあれば構想をお聞かせいただきたいと思いますが。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 まず、継続事業としてやっております色々な大型の公共事業が幾つかあります。畑地灌漑事業はこれは広域でやるんですが、小林市の場合まだ区画整理事業が二工区がまだ残っておりますし、総合運動公園にいたしましても体育館の建設とかそういうものもまだ残っておるわけであります。学校改築等につきましては中学校は一応、当分いいんではないかと思いますけれども小学校が危険校舎の範ちゅうに入るようなものが出てくればそういうものもやはり教育の場は、やはり平等と言いますか農村部と中央部が違うような環境の所で勉強するというわけにはいかないと思いますから学校改築等についてもやはり年次計画を持ってやりたいというふうに思っております。このように継続的に考えるべきもの、それから市民病院でありますとかあるいは慈敬園でありますとか建築をいたしましてから相当年数がたっておって今の時代にあまり即しないとか相ふさわしくないというようなそういう施設についてはやはり改築をすべきだというふうに思っております。まず、慈敬園の改築等については土地取得をすべく今交渉をしておるところであります。又、病院改築についても色々広域とか単独とか色々意見はありますが場所的には現在の所の用地買収等をもう少しして現在の所でというような計画はもっております。そのように新しい事業ももちろんあるわけですが議員御承知のとおり当市は今行財政改革に取り組んでおるところでありまして、やはり役所の内部の構造をもう少し分かりやすくと言いますか仕事がしやすい状況にもしたいと思いますし、いたずらにただ人員を増やすだけの役所ではいけないと、やはり一人一人が仕事に精通した優秀な職員をもって市民の信託にこたえたいというふうにも思いますので行財政改革にはまだこれからも引き続き取り組んでまいりたいというふうに思うところであります。いずれにいたしましても議会、もちろん市民全体の御協力が必要なものばかりでありますので、そういう方々と協議をさしていただきながら小林市の社会資本の充実あるいは制度の充実に向けて努力をしたいというふうに考えておるところであります。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 それでは財政の問題でお伺いしますが公共下水それから農業集落排水、農業集落排水については今の一期工事と言うんですか今の一地域の部分が終わって正にその加入率の促進というのが課題であろうかと思いますが、公共下水に関してはまだそれこそ一期が終わって今から相当な投資をしながら面積を拡大して行くということになるんだろうと思います。それで十九年度がピークを迎えるというふうに財政課長より話がありましたが今お話がありましたその老人ホームそれから市民病院、それからもうちょっと先になるか知りませんが市民体育館等の話も出ておるわけでこういった物については現状のまま推移して行く財政状況で組み込んで行けるのかどうか。もうちょっと先の話になりますがどういった考え方を私ども持っておればいいのかなと、お聞かせいただきたいと思います。 ○久保茂俊議長 肥後財政課長。 ◎肥後正弘財政課長 今後の財政につきましては現行の制度がそのまま続くということは中々考えにくいわけでございます。現在、国の方で色んな税源委譲等を踏まえまして地方交付税の見直しと抜本改正を打ち出しつつあるところでございます。これの動向によって今後、財政判断をして行かなけりゃいけないというふうには思ってますが今の段階でこれが出てきておりません。ですから現行の中で財政シュミレをしてみますとその中で組込んで行かなきゃいけないというふうに思っております。義務的経費枠外に投資的経費なり色々あるわけですが、その枠内での建設あるいは償還等を進めて行かなきゃいけないというふうに考えているとこでございます。以上です。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 いわゆる歳入に関しては非常に見込みが薄いと言うのか現行ではですよ現行では薄くなって行くのかなと思いながら小林市でも高齢化が二十三・三七パーセント、超高齢化の域に入っておるわけでありますがこの医療給付費等さらに伸びる要素が多いのかなと思いますし、ただ老人医療費に関しては今度は負担増という面が出てきますが、特別会計であります老人医療それから国保に対する一般会計からの繰入れなどはですね、どのようにその横ばいなのかその高齢者の率は増えて行くんだがその辺りは国保としてはどういうふうに保険課としてはどういうふうに考えられるんですか。財政でもいいですけど。 ○久保茂俊議長 柳田保険課長。 ◎柳田博美保険課長 はい、お答えいたします。老人保健の医療給付費につきましては近年の状況を申し上げますと平成十一年度は約四十六億円でございまして平成十二年度は約三十四億円ということで七億二千万円ほど減額になっておりますが、これは御承知のとおり介護保険導入があった関係でございます。それから平成十三年度は約四十二億四千万円という見込みでございます。それから平成十四年度におきましては約四十七億円の予算を見込み計上をいたしておりまして平成十四年度の見込み計上におきましては平成十一年度の水準に戻りつつあるとこのように考えております。又、今回の医療制度の改革によりますと老人保健の対象年齢を現行の七十歳から七十五歳以上に段階的に引き上げるとこのように今されておりますが、これに伴いますと医療給付費は今後は十八年度までは現行の医療給付費が横ばいか若干減少をする方向で推移をするんではないかなと国保の老人保健についてはそのように考えております。又、国保の一般は当然、老健の対象者が七十歳から七十五歳以上に引き上げられた場合は国保の一般の方に負担増がくるということで国保の一般の財政運営は非常に厳しくなるものではないかなとこのように考えております。以上でございます。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 老人医療給付費に関しては若干横ばいないし減って行くんじゃないかと、この点がいわゆる対象者は増加をして行きますが給付費に関しては十八年度からでしょうけど七十五歳以上に引き上げられると。ただし七十歳から七十四歳までの分が国保に替わってくると。これは国保としては非常に苦しい話で若い人達は年な方々をもう支えきらんと、これが現状だと思うんですが、十八年度とおっしゃいますので何らかの積立てないし相当検討していただかないと正に国保運営というのはパンクしちゃう。一般財源からの繰出しの方が大きくなるんじゃないかというぐらい心配をされます、そう思っております私は。それと投資的経費いわゆる大型のハード事業を実施し、こういった保健財政の中で一般会計からの繰出しが出てくると投資的経費を押さえざるを得ない、社会資本の整備部分抑制して行かざるを得ないというふうになるわけですが、まだまだその当市としては社会資本が十分整備されてるなということは満足はしておりませんがまだまだ新しい世代が色んなことを要望もあるでしょう。そういった部分にこたえるためには何かのその自治体での歳入方法というのか特別な歳入方法は考えられないのか、とそれに伴い先程、市長おっしゃいましたように行財政改革が一番強力に推進しなけりゃならない。やはりこの部分を行財政改革を進めた部分をある程度の投資的経費の方に回さざるを得ないとそういった考え方についてはどのようにお考えになられるのかお尋ねをします。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 数字的には財政課長が申し上げますが正に議員御指摘のとおりだと思います。従いまして私ども行財政改革はどうしても強力に進めなければいけないという認識に立って職員、組合等とも十分協議をしながら今までやってまいったわけであります。しかし人口五万以下の都市が地方交付税が年次計画がずっと削られてくるということは御存じのとおりでありますので、歳入面が苦しくなるということはやはり当然出てくるというふうに思います。従って今まで三年間の積上げで大体のこのくらいの財源は出てくるというようなことも一応出ておるようでありますから、できるだけ無駄を省きながらそして市民の要望にはこたえて行く、難しいかも知れませんけどやはり我々の仕事だというふうに思いますのでそういう方法でこれから取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○久保茂俊議長 肥後財政課長。 ◎肥後正弘財政課長 今後の自主財源の確保についてでございますが、三月議会でお答えしましたが若干、委員会の設置が遅れておりますが自主財源検討委員会なるものを七月中旬に立ち上げる予定でおります。今人選を行っているとこでございます。これを踏まえまして先進地の色んな団体等を研修を行いながら今年度いっぱいに歳出、歳入等のシミュレーションを作りながら今後の歳入確保の手だてがあるのかないのか検討をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 今大体毎年度と言いますか大体の償還が大体が十六億円から十七億円ぐらいで大体毎年推移していると思いますが、この農業集落排水と公共下水については償還が始まっておりますが先程おっしゃいました十九年度が二億七千万円ぐらいの償還が大幅に増えるんだということでありました。それで今計画のある老人ホームそれから体育館、市民病院それから畑地灌漑の積立金ですね、こういったものをですねちょっと私なりに試算をしてみたんですが、いわゆる平成十九年度はこの部分、今言った部分だけで四億三千万円ぐらいの償還が増えてくるんですね。農業集落排水、公共下水、老人ホーム、市民体育館それから市民病院、畑灌の負担金は畑灌の負担金は別ですよ。平成十九年度で四億三千万円ぐらい。これをずっと積み上げてきますとですね平成二十二年度で約五億八千万円、それから一番ピークは平成二十四年から平成三十四年まで約七億円というふうに償還がなってくるんですが、この十六億円の中には実際償還が済んで行く分もあります。これは減って行く分と思いますが、この部分がまた七億円増えて行くのでどうしても償還は増えつつあると。そのほかにまた色んな事業、ハードにしろソフトにしろ事業は出てきますのでやはり相当ないわゆる田舎で言うと辛抱をせざるを得ないのなかとこう思います。それで特別なその歳入を探すということも中々でしょうけども、ある程度の事業は削りながらでも何とか市政運営をして行かなきゃいけない、辛抱をしなきゃいけない時代がくるんだなとこういうふうなことを是非、みんなで認識をしながらやはり施策の決定についてはやっていただきたいし、それ相当な節約もやって行かなきゃいかんのかなと思っております。御意見があれば。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 正にその通りでありまして私どもそういう認識をしておるんですが、一つの例で申し上げますと総合運動公園の整備につきましては野球場、テニスコート、プールまで造りましてその次に体育館を計画しようというふうに思っておったんですが、やはり財政状況等を勘案しながらですね平成十七年から十八年にかけての事業に後ろへずらすべきだということで今のところ計画に載せてないわけであります。そのように一つの例でありますけれども、やはり事業として緊急の度合い、あるいは市民の要望の強弱と言いますかそういうもの等も十分勘案をしながら執行をしてまいりたいというふうに考えておるわけでありまして、これは私どもの役所の職員の数にしましてもここ数年来ある程度減らしてまいりましたし、支出する分、歳出の部分のやはり抑制っていうのも考えながらやらなければいけないというふうに思っておるところであります。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 それじゃ畑灌の方に入ってみますが小林市の受益面積は千七百五十ヘクタールというふうに決定をされているんですがこの千七百五十ヘクタール、十二団地ということが決定した経過と言いますかそれをちょっと私にもう一回説明願えませんか。 ○久保茂俊議長 向井農村整備課長。 ◎向井大光農村整備課長 お答えいたします。千七百五十ヘクタールに決定された経過ということでございますが、同意をいただく前に農林課の方で農振地にある畑等を調査をしていただきまして、そしてその中で取り分け大きな団地を中心に千七百五十ヘクタールを確保されたというふうに聞いているところでございます。白地の畑とかですね、それからあるいは飛び団地で面積の小さなところ等については省かざるを得ないという状況があったというふうに聞いているところでございます。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 二つ、三つ一遍に聞きますが、この千七百五十ヘクタールの中で飼料畑、いわゆる畜産の粗飼料と申しますかイタリアンないしとうもろこし、そういったものの飼料畑はどれくらいの面積であるのか、それとどの十二団地の中でどの地域がその飼料畑の多い地域に入るのか調査がなされていれば教えていただきたいと思います。そしてこの飼料畑に、私は畑灌を否定するものでは全くございませんのであらかじめお断りしておきますが、心配をしておりますので大きな事業で我々もどういう形で説明をして行けばいいのかなということを考えますのでお聞きするんでありますが、この飼料畑に水はどういうふうに生かされて行くんだろうかと。農協の技術員の方に聞きますととうもろこしに水をやはり適量に与えると一・五倍くらいの収量が得られるというふうにお聞きをするんですが畜産課として飼料畑で水の効果はどんなふうにお考えていらっしゃるのか。それから畜産農家へのこの畑灌事業への同意についてはどのように考えるべきなのかなと。それで行くとこの畑に水を引く以外で畜産の関係ではどのような水の利用ができるんだろうか又、利用していいもんだろうか、それは目的外ですよとおっしゃるのかそういった先進地の例はないんだろうか、この点ちょっとお尋ねをいたします。 ○久保茂俊議長 この際、十分程度休憩いたします。                         午後一時五七分 休憩                         午後二時一〇分 開議 ○久保茂俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。向井農村整備課長。 ◎向井大光農村整備課長 お答えをいたします。受益面積千七百五十ヘクタールのうち飼料畑についての割合はどうかという御質問であったかと思いますが、私どもの方で調査をした中では全体千七百五十ヘクタールの約六十パーセント程度が飼料畑ではないかというふうに推測をしているところでございます。それと畑作以外の関係で水を利用できるのかということですが、基本的には営農関係の水ということで計画ができているところでございます。従って計画上は他のものには利用できないということになっております。ただ先進地の事例等を色々聞いてみますと事業が完了をした後に色んな形で利用されているということも聞いているところでございます。以上でございます。 ○久保茂俊議長 山懸畜産課長。 ◎山懸正次畜産課長 畑灌についての畜産サイドのことについてお答えいたします。まず先程議員のおっしゃるとおりとうもろこしにつきましては水を散水すると収量が上がると言うことでございますが、全くそのとおりだというふうに思っておるところでございます。それから又水だけでなくて畑灌整備がなされることによりまして私ども口蹄疫発生後、自給飼料の増産確保の推進をやっておるわけでございますが、その中で集団を育成いたしまして農業機械の導入を推進をしております。そこで田畑の基盤整備及び農道の整備がなされますと、より効率的な機械の導入ができますと共に機械利用による、たい肥の畑地還元が容易になるということは言うまでもありません。そして又そのことが経営規模の維持拡大につながるというふうに考えております。以上です。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 畜産課長、その機械化大規模のほ場になっての飼料作の作り方が容易になるということはいいんですよ。それは私もそう思うんですがその飼料畑に水がくるということのいわゆる利用作、イタリアンかとうもろこししかないのかな、そのほかにはいわゆる口蹄疫BSE対策についての例えば粗飼料の水を生かした新しい物ができますよとそういった物が何か見えるのがあるんですか。それと十二団地ごとにそれぞれ同意を取って行くんでしょうが、堤地区で七十何パーセントとおっしゃいましたね、取って行くんでしょうが。この順番、次はどこの団地をやって行くのかそれと大体その十二団地の完成はいつごろになると見込んでいらっしゃるんですか。 ○久保茂俊議長 向井農村整備課長。 ◎向井大光農村整備課長 お答えをいたします。十二団地に編成をしているということについては再三申し上げているところでございますが、当然団地ごとに同意を取ってまいります。その団地ごとに同意を取って行くわけでございますが中々厳しい状況もあるわけですが何とかですね同意は百パーセント行けるような形でやって行きたいというふうに考えているところでございます。そういうことをやって行く中で現在、平成十四年度に堤団地を立ち上げているところでございましてこのうちですね後、十一団地残るという計算になりますが先の議会でも申し上げましたように東西南北にモデルほ場的なものを先行核地域と言うべき団地を造って行きたいとそういうふうには考えております。従って今現在考えておりますのは南の地区で環野地区辺りをですね何とかできないかということで今色々取り組みをですね準備をいたしているところでございます。それと後、北の方につきましては永久津地区の辺りにですね何とかできないかというようなことも考えておりまして、そういう東西南北のモデルほ場的な先行核地域をまず最初に計画をして行きたいとそういうふうに考えておりましてその結果、最終的に十二団地が完了をして行くという年度につきましては大変色々な状況あるいは情勢等の変化で変わってくるというふうに思っておりますが、現在のところは平成二十九年から三十年度ぐらいを考えているということでございます。ただし同意の取得等が遅れてくればですね若干ずれ込んでくるということも考えられるということでございます。以上でございます。 ○久保茂俊議長 山懸畜産課長。 ◎山懸正次畜産課長 お答えいたします。先程とうもろこしと申し上げましたが後考えられますのは飼料かぶそれからローズグラス等が考えられますが特にローズグラス等におきましては永年的な粗飼料になりますので散水をすることによってより収量が上がるんじゃないかなというふうに考えております。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 平成二十九年から三十年ぐらいというふうで行きますと後十五年ぐらい、十一団地ですから大体一年に一団地ぐらいずつ計画を進めて行かなきゃならない、このようにお考えていいのか。そうすると一番大きな面積がある山之口原地区ですか、それで私が持っておる受益面積では三百七十八ヘクタールになりますが、この順番がどういうふうに決めて行かれるのか、まず南で一つ、東で一つ、北で一つというふうにモデル的なものを立ち上げてからそれに付随して四、五年たってからその付近のそのほかの団地をやって行かれるのか、その辺りはどのように決定をして行くんですか。 ○久保茂俊議長 向井農村整備課長。 ◎向井大光農村整備課長 お答えいたします。確かにモデル地区を先行させましてやって行くわけでございますが、基本的にはファームポンドの係ということでこの十二団地を決定をしているとこでございまして当然同意の取得ができた地区からやるということにはなろうかと思いますが、ただ進める中でですね今現在考えておりますのは今言いました四団地を先にやるということと後、今言われましたですね山之口原、約百八十町歩ございます。山之口原地区団地をですねできればその次ぐらいに上げて行きたいなというふうな感じを持っておるんですが、ただここについては特殊農地保全整備事業で畑の整備が進んでおりますので、ですから水がくる時期をですね見計らえば後はもう灌配事業だけですので地元の負担もそうないというふうに考えております。従ってそういう畑の整備が進んでいるところをできれば先にですねやって行けたらそんなに農家の負担も少ないということにもなりますし、同意の取得も割合とこう取れるんじゃないかというような考え方も持っているところでございますが中々先を読んで事業を仕組んで行くということが非常に難しく思います。従って先程も申しましたような推進会議の中で色々検討をさしていただきながら、この団地の事業の時期については色んな研究をして行きたいとそのように考えております。以上でございます。
    久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 今答弁を聞くと年次的な計画が大分不透明な部分があって状況を見ながらという点が多々あるのかなとこのように思うんですがそれでいいんですか。 ○久保茂俊議長 向井農村整備課長。 ◎向井大光農村整備課長 確かに不透明、計画はあるんですきちっと。どことどこをやって行くという計画は作っています。ただそれをそのように進めて行きたいんですけれども中に入ってみて初めて状況が分かるということになりますので、この場で一番目はどこだよ、二番目はどこだよという形で出して行ったときにですね又後からの説明が色んなところで影響が出るということも考えれますので御答弁の方をですねもう御勘弁をいただきたいというふうに思っているんですがよろしゅうございますか。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 はい、いいですがというわけにはいかんとですが、私どもこれだけの事業があるのに、この地域は来年か再来年ですよというぐらいのことは住民の方々が心配をされておりますので、全く負担がないものならいいんですが段々段々高齢化になって行くわけですね十五年たてばですよ今平均の農家のいわゆる年齢が例えば六十歳だったときにはもう七十五になっちゃうわけですよね。だからうちの所は早くしてほしいという地域もそれは若者の方々が多い所はあるかも知れませんが、もういわゆる高齢化が進んでおる地域においてはもういらんがという可能性だって遅れてくればですよ七十以上になってくればそういう可能性が出てくるんじゃないかなということを考えますので、どこでかこのある程度の計画ははっきりしてほしいがなとこう思うんですけれどもどげんなもんですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 確かに国営事業、県営事業を合わせて一千億円を超える大事業であります。しかも西諸の二市二町で取り組んでいる事業でありますので当市のことだけで判断をするわけにも行かないわけですけれども、ただ農業の将来を考えましたときに確かに今小林市は畜産が六割を占める、粗生産のうちの六割以上を占めるような畜産の多い町でありますけれどもこれを進めて行く、灌漑事業を進めて行くうちにですね畜産が園芸農家に変わられるところもあるだろうし、逆にまた畜産をうまくほかの方法を利用しながらやって行かれるとこもあると思うわけです。高齢者が増えてきて確かにそうですけれども、それじゃ農業をお辞めになるあるいは後継者がいないからそれを土地を処分したいというような状況に立ち至ったときに果たして耕地整理ができていない、水もきていないとそういうような耕地がですね有利な条件で貸し借りあるいは売買ができるだろうかということを考えましたときにやはり整備はしておくべきだというふうに私は思うわけです。先進地を色んなとこを見て回りますけれども特にあそこは団地名ちょっと、指宿の近くですがきれいに畑地灌漑事業と言いますか耕地も整理されて水もきておるわけですがその中に非常に荒れた土地がございます。「隣まで水がきているのにどうして水をあげないんですか」というふうに聞きますと「あそこは畑地灌漑事業に反対をされて賛成をされなかったとこだ」と、従って「そこには確かに水はありますと引けば引いてあげられないことはないんだけれども、それは私達はやっておりません」と事務所でおっしゃるわけです。どうしても息子さんが隣まできておるんだから、うちにもくださいと言われたときに私達は君のお父さんにそのことは聞きなさいと言って返しておりますというようなことを私は説明を受けたことがあります。ですから将来を考えてやはり耕地整理、農道の整備そして水がくるということによって色々な農業の形態が考えられるそういう耕作地にすべきだと。従って畑地灌漑事業は推進をしたいと私は思っておるんであります。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 市長の熱意は十分、分かるんですがその計画をある程度、明らかにしていただきたいという面が一つ。それと今畜産課長もおっしゃいましたが正に今後は機械化、大型化であろうと思います。それでほ場整備をする場合、一枚の畑の面積は幾らになるんですか。 それと農林課にお尋ねしますが、受益者としてはこれからの農業に対して何を作ればいいんですか、何が収益が上がるんですか、どうしていただけるんですかっていうのが一番の問題であるし、水がきて何を作った方が一番いいと行政は思いますか、農協さんは思われるんですかと推進をするための理由は何ですかということが一番の問題であるわけですが。農協の技術員の方々ともですね話をしてみましたら農林課としては非常に一生懸命協議をしておると打合せについては色々しているが非常に大きな問題でもあるし、中々難しいと。この農協と農林課サイドの打合せ等の中でのどういった御意見が出ているのかこれについてお伺いをいたします。それと農業委員会ではどのような議論があるのかと思いますが集団化、大規模化それから法人化に向けて今の日本の農業は進みつつありますが農業委員会としてはどのようにお考えなのか。以上、お伺いいたします。 ○久保茂俊議長 向井農村整備課長。 ◎向井大光農村整備課長 お答えをいたします。ほ場整備の面積の関係でございますが基本的には三十アールから五十アールというふうに考えております。一つの基準となりますのはパイプラインの施設のワンセット当たりの面積が三十アールで今、計画をされております。従いまして三十から五十ということで計画をして行きますが何せ小林市の畑地については団地も狭くて急傾斜が多いということもございます。従いまして地域、地域の条件、地形条件なり色んなものを加味しながら勘案しながら計画を進めて行くということになるだろうと思いますが基本的には五十アールから三十アールということでございます。 ○久保茂俊議長 中山農林課長。 ◎中山敏章農林課長 お答えをいたします。JAとどういう会議をしているかということでございますが、正直言いまして農業をどうしたらいいのかということが私にも分かりませんので、JAと色々昨年度から協議をしておるところでございます。その中で最初に出てきたのが実は野菜価格安定制度についてのことでございました。そのときに出てきたのがそういうことでしたので昨年でしたけれども今回当初予算でメロンにつきまして三百六十万円の予算計上をしていただきました。これにつきましてはメロンの部会長さんと色々打合せ、話をこういう形で予算を頂きましたと、当初予算で頂きましたがいかがでしょうかという話をしたとこですが、そしたら非常に部会長さんも喜んでおりまして非常に高齢化の中でやはり面積拡大をしようとしても中々うまく推進できないと。従ってこういう形で価格保証制度の小林市の上積みと言いましょうかそういう形になるわけですけれどもしていただきまして大変有難うございましたと。欲を言わしていただければもう少し頂きたいということでお話があったところでございます。そういう中で先般、議長さんが全国議長会でしょうか、に行かれたということで議会事務局長の方から野菜価格安定制度の見直しについてということで国の方に陳情に行きましたということでございます。こういうことを含めまして農協と価格保証制度の充実と言いましょうか、こういうことを是非してほしいということで今話が出ておるところでございます。それから契約栽培の推進とかそれから環境保全型農業の推進とそれから農業担い手の確保のためにどうすればいいかということで私といたしましては認定農家の確保を一生懸命言いながら今回四百人を突破いたしましたので、目標であります五百九十三人に向かって今また農林課では頑張っておるところでございます。それから耕種農家と家畜、畜産農家との連携ということがよく出てまいります。これにつきましてもどうすれば連携ができるんだろうかと言うことを話をしておるところでございます。こういうこと等に含みまして、こういうこと等を今研究課題と言いましょうか、ということで農協と今話を詰めております。ただこういうのをする中で相当の予算と言いましょうか、のが出てくるのかなというふうに思っておりますので上司に相談しながら決める場合には進めて行きたいというふうには考えているところでございます。 ○久保茂俊議長 水流農業委員会事務局長。 ◎水流善次郎農業委員会事務局長 大変今農業の低迷と農業従事者の老齢から小林市でも遊休地とか荒地が大変多くなっておるところなんですけど、消費者への安定供給ということを考えますとそれが一番農業の安定経営にもつながるんじゃないかということで今お話にもありました今後集団化した農業経営が大綱要件とされるということで農業委員の方を通じて遊休地とか荒地の集積を基本としまして認定農業者を促進し、拡大農業を推進しているところです。議員の方からもお話がありましたように今後、農地法を改正して政府の方でも企業の農業への参入というのを検討しているようですので今後その集積化した拡大農業というのが農業経営の基本となってくるような時代になってくるんじゃないかと考えてます。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 農業を取り巻く環境というのは非常に厳しくて先進地なのかどうか分かりませんがお隣りの中国へ行った方が皆さん口をそろえておっしゃいます。「もう勝ちゃならん」と皆さんこうおっしゃるんですが、やはりそれだけの農地があり自給率ということを考えますと本当に安全な物を自前で作って国内産の安全な野菜で生活を営むと。これこそが私達の今の時代に生きる者の使命だと思います。そのためにはやはり畑灌で水も大事ですがもちろん高齢化なり担い手不足になってきますので大型化、集団化、機械化という形になって行くんであろうと思いますが、何を作るかという問題が非常に難しいんですがやはり集約化して一定の利益の中でみんなが農業に従事できるという方向性しか今のところ探れないんじゃないかなとこのように思いますし、各それぞれの農家がそれぞれの機械をそれぞれが買うような時代じゃないし、共同で買って共同で使う、そして共同で栽培して行くんだという形になって行くであろうと思います、今後十年後は。そういう方向に向けてやはりある程度のこの畑灌に関しての具体的な計画はやはり農家の皆さん方には受益者の方々にはやはり提示をして行くのが僕は必要であろうと思います。将来が見据えないまま行政の持っている計画でさえも出さないということは今後さらに農業に不安を抱かせる原因であろうと思いますので、農林課サイドで畜産課サイドでやはり今後の農業に夢を持てるような施策をプランを考えていただいてそれと農村整備課辺りと合致して計画を提示して行くということを早くしないとますます低迷する農業が生まれてくるんじゃないのかなと思いますので要望を申し上げておきます。 それと林業のことに関してですが、市内の木材業者の方々より非常に需要が少ないというふうにお聞きをします。正に住宅着工が少なくなっている上にいわゆる新建材って言うんですか、いわゆる木材を使わない住宅が非常に増えつつあるので木材の需要というのはますます減って行くんであろうと思いますが、当市では学校関係にたくさんの木材が使われています。県産材の使用については県は八千万円の補助金を用意しておりまして木材振興に取り組んでおりまして木の香りあふれる郷土づくり事業という形で支援をしております。永久津中学校と三松中学校が対象になったのかなと思いますが、それぞれに県産材を使ったためにどれほどの補助金が頂いたのかちょっと教えていただけますか。 ○久保茂俊議長 稙田学校教育課長。 ◎稙田章二学校教育課長 永久津中学校におきましては県のその当時の補助事業ですが「人に優しい木材施設整備支援事業」これは十一年から十二年の事業でございますけども、その補助事業を利用いたしまして県の補助金を七百六十一万円頂いております。それから十三年度につきましては三松中学校の方でこの度の事業は「木の香あふれる郷土づくり事業」ということですが、この事業で県の補助金五百八十六万六千円を補助を頂いて校舎を改築したとこであります。以上です。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 はい、ありがとうございました。この学校の木材の使用については発注の段階で県産材を使って、県産材を使うことを指定をされておりますか。学校教育課の方ですか、どっちでございますか。 ○久保茂俊議長 稙田学校教育課長。 ◎稙田章二学校教育課長 この工事につきましては県産材の使用の場合は現場説明の段階で皆様の方にお願いをしているところでございます。工事現場説明の事項の中に十六項目ほど現場説明の項目がございますが、その中で県材及び下請けは特殊工事を除きできるだけ市内販売店及び工事店を利用すること、特に木材は市内販売店、製材所を利用し、調達できない部分につきましては県内販売店を利用することと。いうことで入札の段階じゃなくて工事現場説明の段階で御協力依頼をしているのが現状でございます。以上です。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 その木材の点についてもう一回伺いますが、木材については市内の木材販売店を使うようにというふうな達しをされるのですか。 ○久保茂俊議長 稙田学校教育課長。 ◎稙田章二学校教育課長 達しではなくて御協力依頼ということでございますのでできるだけ利用してくださいということでの現場説明をしているとこでございます。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 私は勘違いをしておりましたが県産材を使用してくださいというふうな現説の中での説明をされるのかなと思っておりましたが、市内業者からの購入を是非お願いしたいと。市内業者からの調達が請負業者は今度は市内業者に対しての見積り等を取られるんでしょうが、どこから取りますと言ったときには今度はいわゆるコンクリート製品でもそうですが生コンクリートでもそうですが工事着工前に使用願というのが出されると思いますが、この使用願のチェックちゅうのはどこがするんですか。 ○久保茂俊議長 稙田学校教育課長。 ◎稙田章二学校教育課長 使用書の方につきましては国土交通省の建築工事使用書というのがございましてその中で材木、木材につきましては小節、小さな節ということなんですが二メートル以内で二十個以内、それから木材の含水率が二十パーセント以内、防腐・防虫処理をしているということでの品質につきます使用書でのチェック、それだけを今行っているところでございます。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 その木材の使用願というのは出されてないんですか請負業者からは。 ○久保茂俊議長 稙田学校教育課長。 ◎稙田章二学校教育課長 木材の使用内訳というのは業者の方からは色々出てきているんですけれども、その製品の流れの中で例えば三松中学校の校舎改築工事の関係ですけれどもA工区の業者の方からは、ひのきのフローリングそれから杉ひのきの構造材、これは造作材と読むんですか、そういったものをそれぞれの業者の方に発注しておりまして、その業者の方からはそれぞれ県の営林署、県内の営林署もしくは西諸地区木材市場の方に発注いたしましてそちらの方からA工区の工事業者の方に納入されたという経過図がございますが、その木材が小林市のものである、これは高原のものであるとそういったものまでちょっと把握はできておりませんけれども業者の発注の流れと納入の流れの方はそういう形で把握しておるところでございます。以上です。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 いわゆる小林市の木材業者からはその搬入はなされずに、なぜなされないかというと都城と競争をすると都城に負けると、そこで事前にいわゆる市内の販売店から品物を買ってくださいというお願いをされてるんであれば事前に使う前に、そのことはチェックできるんですかということを聞いているんです。どこの業者から入るということが事前に分かるんですかということを聞いているんですよ。 ○久保茂俊議長 稙田学校教育課長。 ◎稙田章二学校教育課長 その事前チェックにつきましてはちょっと難しいと思います。うちの担当の者も中々、材そのものがですね今言いましたようにこの杉は小林産の物が…。       (「販売業者」と呼ぶ者あり。) 販売業者、販売業者につきましては小林市の方の東方にございます製材所の方から品物が入ってきたとそれから堤にあります木材の販売業者からは品物が入ったというふうには聞いておりますけども、その業者が完全に小林市の木材を製材されて入ってきたというそこまでの確認はできてないけども二社、三松の方につきましては関連しておるというふうに確認しております。以上です。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 行政側からの要望として市内の業者を使ってくださいというお願いをして市内の販売業者から入ればいいんですよ。そこで物は人吉産かも知れませんが鹿児島産かも知れないんですが県はそのことに関しては一切ノータッチですとこう言うんですよね。県産材を使ってくださいと言うものの鹿児島の杉と小林市の杉は分かりませんとこう言うから県内の業者であれば県産材としていいですよと認めてるわけですよね。そこで小林市のいわゆる木材業、製材業の方の体質ちゅうのはどうなんですか。そういった三松中学校なり永久津中学校ぐらいのいわゆる量的なものを販売できる、納入できる体制ができているんだろうか。そのことを農林課長に伺います。 ○久保茂俊議長 中山農林課長。 ◎中山敏章農林課長 体制はできているというふうに思いますが先程話がありますように私も色々とお願いしたいということをずっと言っておりますので、これだけ林業に対する期待が出ておる以上はあるというふうに確認しながら私も進めておるところでございます。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 やはり県の補助を七百六十万円及び五百八十万円もいただく県産材の使用でございますから市が今協力を要請していることが当たり前であってできればその使用前に使用願という形でほかの材料は全部使用願を出して行くわけですから、そのときに木材としては行政側としてはこれをお願いしているんだがいかがでしたか、その使用願は出してくださいよと言うことは出せないもんですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 私も詳細には分かりませんが私の手元にある資料によりますとこれは三松中学校の場合でありますけれどもある製材所の方が納められておるようであります。これ高原ですか。出荷証明書として「弊社が納材いたしました別紙、明細書の木材は下記の木材市場にて宮崎県産材を購入し、製材加工いたしましたことを証明いたします」ということで原木仕入先これを一番目、西諸木材共同組合市場小林市、宮崎県森連都城林産センター、もう一つ都城地区生協市場都城、この三つから仕入れたものを製材をして納めさしてもらいましたという証明がここについておるんですよ。ですからもうそれを私ども信頼する以外にはですね方法はないと思います実際には。ですから私も前に学校を造られたその業者の方に小林市の材を使ってくれたかと言ったらいや小林市の材と都城の材を両方見積りを取ったら都城の方がはるかに安かったと、ですから都城を使いましたとその業者の方が言われたですよ。ですからやはりそういう建築をする人もそれぞれ企業努力というのはあるんでしょうからそれ以上のことは私は言えませんでした。ただ県産材を使ってもらったもんというふうに信ずる以外はなかったわけです。以上です。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 その出荷証明については県に出す補助金に添付しなければなりませんので今市長がおっしゃったとおりなんです。とおりなんです。そこで小林市としてはいわゆる市内業者の育成のために市内業者の方々に工事請負も発注をしております。それは本当に当たり前と言えば当たり前のことですがやはりある程度は分割してでも市内業者のために市内業者に発注をします。そこで木材の使用についてもないものは別としてあるものについては市内業者を市内の販売店からの指定ということはできるんですか。助役さんでもいいかな。 ○久保茂俊議長 管財課長。 ◎阿多寛管財課長 お答えいたします。使用書を事前に取れるかという話であります。学校教育の方から話がありましたようにお願いをですね極力して行ってこれを徹底するという方向でないとこれを使用書でうたってとなりますと検査段階で非常に混乱を来す、確かにですね先程市長の方からも答弁がありましたように出荷証明書をずっとたどって行けばどの山から出てきたのがどの業者に入って製材されたとというのは分かるんですけれども中々それの確認が難しいのではないかというようなことで学校教育それから管財、色々都市計画もですが色々話はしたんですけれども中々難しいんじゃないかという話であります。私も初めてのことでありまして今後検討する余地があればですね又三課、四課なりで協議をしてみたいと思いますけれども今通告をいただいてからの話ですと非常に難しいというような話でした。以上であります。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 指定するかしないかというだけの話なんですけど小林市の業者から購入をしてくださいという指定ができるのかということだけなんですよ。例えばそれを事前に分かる方法としては品質管理証明書を付けた使用願書なんですよ。これは全部ありますよね。ブロックにしろ生コンにしろアスファルト、合材にしても全部あると思うんですよ。それを事前に出してくださいということは言えると思いますよね。その小林市の何々木材から搬入はしますと。物についてはこれこれ数量はこれだけですよと、ひのきが幾らですよとこれを出すことは簡単にできると思うんですが、それを行政が指定できるかどうかということなんです。今は協力を依頼していると、これを指定に切り替えることができるのかということです。 ○久保茂俊議長 阿多管財課長。 ◎阿多寛管財課長 お答えいたします。例えばという話でおっしゃいましたがコンクリート二次製品ですね、そういう工場製品につきましては決められた規格があります。合格品はもちろんJISに合格して合格書が出るんですが、林業製品も同じようにJAS製品規格がありまして一応工場製品についてはそういう規格で合格書が付いております。それの品質についての確認はですね当然しなければならないし、やっているわけですけれども今議員の御質問はその製品の出元はどこかと、出元のこともありますし、それから事前にそれをどこどこの業者が持ってきたやつを使いますよと使いなさいよというその指定ができるかという話ですが、今現在県内でもですが市内の業者ももちろんコンクリート業者もあります。市内のどこどこの業者からこれを納入しなさいという指定はやっておりませんので同じような意味で無理ではないかと思っております。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 業者を指定しなさいということじゃなくて出荷する前に請負業者が物を入れる前にいわゆる品質管理を添えた使用願を出さしてはどうですかということですよ。 ○久保茂俊議長 阿多管財課長。 ◎阿多寛管財課長 大変失礼いたしました。それはですね先程市長の答弁にもありましたようにできないことではないですが、品ぞろえ、品質、今おっしゃったとおりですが品質それとコスト的な問題がありますのでこれを全部という言い方はできないんじゃないかと。できる限り同じ物が市内であるんであればこうしてくださいよというようなお願いにとどまるんではないかなと思っておるところです。以上です。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 改めて言いますが材料を入れる前にこの材料を使います、メーカーはどこです、規格はこういう規格です、これを使いますよということを役所に届け出をすると。例えば二次製品についても生コンについてもJISマークがついてます。木材でもそうでしょ。生コンでもJISマーク規格品でありながらも使用願を出します。それの木材も実製品でしょうから使用願というのを出さしたらどうですかということと、その小林市の販売業者からの購入を願うという指定が役所としてはできるんですかという、この二つあるんですよ。 ○久保茂俊議長 阿多管財課長。 ◎阿多寛管財課長 お答えいたします。まず使用願ですがこれについてはですね当然できると思います。ここどこの製品をこういう規格の製品だからこれを使いますよとこれについては当然出させることができるし、またこちらも受けなければならないと思っています。それからもう一点、指定に関することですがこれは飽くまでもお願いでしかできないんではないかと販売店の話ですよね。市内業者を一店を指定するということは…。 ○久保茂俊議長 助役。 ◎中山藤作助役 私もちょっと分からないんですけれども、その市内の業者から取ってくださいということが指定ができるのかということであろうと思いますけれども、やはり今建設課長が言いましたように市長も言いましたように市内の業者からですね取るとした場合に建設業者としてはとても市内の業者では都城に量、質から言って太刀打ちはできないとこういうことなんです。ですからそこまで考えてですね設計単価とかそういうもの等について配慮をしてですね、そしてこうしてくださいということがあればそれはできるというふうに考えます。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 設計単価があるわけですから、設計単価があるわけですから設計単価以内で都城の業者を入れる、しかし小林市の業者は設計単価よりも上回ってしか入れられないという現状なのか、僕はそうじゃないと思うんですよね。設計単価以内だけど例えば都城は八百円で入れますと小林市は千円だと、安いのは八百円だからと請負業者として八百円のものを買いますよと私たちもそれがいわゆる営利目的の会社ですからということに落ち着いてくるんだろうと思うんですよ実際は。そこで設計単価を上回ってはいかんでしょうけれども設計単価で買えるんであれば是非その間を取って九百円でもいいじゃないかというような行政の配慮というのはできないものかということをこの場では結論は出ないでしょうけど今後研究をしていただきたいとそれが小林市の木材の木材業の生きる道はそこしかないと思うんですよ。小林市はふんだんに木材を使った建物を造ってますよと言うものの小林市の製材業、木材業が潤わなければ小林市にも還元されないとそのことを是非要望をいたします。 それから林業活性化の中で林業活性化協議会なるものが出てきて森林組合が中心にされるのか分かりませんがこの点はどのように今後生かして行かれるのかということと、それから今新しい舗装でウッド舗装という木とアスファルトを混ぜた遊歩道等に使われるような舗装があるんだそうですがこういった形での木材活性化についてはどのようにお考えになっているのかお聞かせをいただきたいと思います。 ○久保茂俊議長 中山農林課長。 ◎中山敏章農林課長 林業活性化につきましては森林組合の方と協議をしながら今後は進めて行きたいというふうに考えております。特にこの交付金事業につきましては初めてでございますのでまだまだ不透明な部分がたくさんあるんですけども、先般担当者の説明会がございましたのでそこでも一ヘクタール一万円では少ないともう少し欲しいんだということ等を含めまして色々説明会がありましたので要望等を含め、話合いをしたところでございます。従って今後基本になります施業計画というのを森林組合の方にお願いしながら作って行くというのが現状でございます。 それからウッド舗装の話が出ましたけれども一つの林業振興の方策といたしましてウッド舗装というのがあります。これにつきましては私のところでは生産をして作る方でございまして今度はそれを使う側の方にお願いをしなくちゃいけないわけですが、これにつきましては使う方になりますと建設課、都市計画、管財課こういう形になるのかなというふうに思っております。先般このことで森林組合等とお話をしておるんですけれども夷守台の方に試験的にウッド舗装をしたいということで話がありましたので私も現場を見てきました。ちょっと夷守台の現場を見ますと技術者の方達が納得をするかなというような感じは今受けたところでございます。ただ先進地と言いましょうかほかのところで市町村でできるだけ使おうじゃないかということで使っておる箇所等もございますので、そういう箇所を私達も調べまして各課にお願いをしながらウッド舗装というのを推進できるように御相談をしながら行きたいというふうには考えておるとこです。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 五月の末に県民体育大会がありました。教育長も出場をされておりましたので見てらっしゃると思いますが、日向のサンドーム日向という小倉ヶ浜の総合運動公園内に今年の一月できました多目的な木造の屋内運動場であります。日向市の山本市長が力説をして教えていただきましたが小林市の市長はよく御存じだと思いますが、いわゆる耳川流域の一万本の杉材を切ってきて屋根にはりとして組み合わせてドームの屋根を造ってらっしゃる。非常にこれで林野庁の補助が二分の一あったということですから十億七千万円の事業の二分の一ですから五億円ほどの補助を頂いたそうです。今後小林市の小学校、中学校等の体育館の改築に関しても木材を使った体育館の建設も考えてみたらどうかなと思います。ただ建設費が二割ぐらい高いんだそうです。しかし、それだけの林野庁からの補助があって安くでできましたという説明でありましたんで是非参考にしていただきたいなと思っております。 それから次に行きますが、合併の問題でありますが、時期が早いというふうにほかの市町村長さんはおっしゃるということが分からないんですが時期は遅いと思うんですが小林市の市長が是非、小林市と一緒にという言い方も非常に難しいと思うし、一緒にやりましょうよと言っただけでもほかの市町村長には抵抗があるんだろうとこのように思います。だから助役研究会を中心にこの九月までには解散をしなさいという県の指示があるんですか、であれば県が今後どのような指導をして行くのか助役さんでお答えいただけますか。 ○久保茂俊議長 助役。 ◎中山藤作助役 お答えいたします。合併研究会の現状等につきましては先程企画調整課長の方から御報告申し上げましたけれども、研究会といたしまして一応課せられたその宿題というものにつきましては報告書という形でまとめてお配りしたところでございます。しかしそれだけでいいもんだろうかということを実は協議をいたしたわけですけれども、やはりそのただ単に報告書を作って、はいそれでおしまいということではちょっと進んで行かないのじゃないかということを考えまして、やはりそれぞれの市町村長さんがおっしゃっておりますように住民の皆さん方が決めるんだということであれば、それなりにやっぱり議論が必要だろうというふうに考えました。そこでその議論の場で懇話会かあるいは座談会か分かりませんけれどもそういうときに必要となる資料につきましてですねパンフレットと申しますかリーフレット、そういうたぐいの物を作りまして、そしてそれぞれお配りしたらどうだろうかとそこまでやろうではないかということで実は研究会に今取り組んでおるところでございます。そして今作っておりますけども六月いっぱいぐらいでできるかなという感じはいたしておりますけれども、それができましたらそれぞれの市町村にお配りをいたしましてそしてそれに基づいて一つ議論を展開していただこうという考え方でございます。その後ですけれども県といたしましてはもうこの研究会がこのままずっと存続してもこれ以上の進展は望めないというふうに考えたのかどうか知りませんけれども一応九月末、九月までということで後はですねやはりその合併する、しないにしましてもそのとにかく協議会を作ってくれとこういう指導なんですね。協議会を作りますとそれに基づいて宮崎県の方でその重点地区という形で指定をしまして、そして何と言いますかね協議会の中で協議会ができますと色んな小さなことまですべてできます。例えば介護保険料一つにとりましてもですね、それぞれの市町村でばらばらでございますのでサービスについては高い水準にそれから負担については低い方を水準にこういう形で進んで行くわけですけれども、どの辺で調整するのかということについても協議会の中で具体的にですね検討がなされるわけですけれども研究会の中ではそれができません。ですから県といたしましても協議会へ向けて一つ進んでくれとこういう指導でございます。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 それじゃ高原では高原、野尻では座談会を開いて行こうかということ、えびのではお知らせを載せたいと、小林市はそのお知らせなり団体の意見交換会や区長の勉強会、JCのシンポジウム等したいがと言うんですが小林市としてはまずそのチラシを作って世帯に配布をする、その後はどうしようとしてらっしゃるんですか。 ○久保茂俊議長 助役。 ◎中山藤作助役 その後のことにつきまして中々難しいわけですけれども市長が申しますように西諸県の首長の間ではですね先程御説明申し上げましたように一応九月までの間にですねそれぞれの市町村でそのような格好で一応、対応してみてそして住民の皆さん方がどのような考え方を持っておられるのか、それを基にして又改めて九月の段階で話合いましょうとこういうことになっているわけです。それ以上のことは今のところちょっと分かりません。 ○久保茂俊議長 黒木企画調整課長。 ◎黒木英夫企画調整課長 私の先程の答弁でちょっと間違ったのかも分かりませんけれども先程下津佐議員の質問の中で高原町は座談会をというふうにお話がありましたが懇話会を実施する予定だということでございます。座談会と懇話会の違いというのはどういうことかということで聞いてみますと懇話会は何人かを選んで意見を聞くんだということですので座談会という色々皆さんに来ていただいて話を聞くということではないようでございます。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 畑灌にしろ二市二町で一生懸命、力を合わせてやって行くんだよという中で、いわゆる今度は市民病院建設の問題に関するとみんなそれぞれがばらばら、合併に関してもみんなそっぽを向いたまま非常にその五人の首長さんというのもこのリード役が難しいだろうと思いますが、どうなんでしょうか本当にひざを二晩、三晩突き合わせてですね今後の西諸の在り方について協議願いたいなと市長その点是非、市長汗をかいてください。お願いします。 それと、時間がなくなりましたので市庁舎の建設については合併に関しても影響があるかと思いますが何かやっぱり職員に我々で何かをやろうという夢を持たせることをですね是非テーマとして与えて研究を重ねていただきたいと。PFIという話もしましたがそういった形でも研究をさせてはいかがかなと思っております。 最後にその水資源の関係でお話申し上げますが、今おもしろ発見塾にマップのことで投げ掛けてあるんだそうですが、やはりマップを作ると非常に開発が先になっちゃうんで提示しないと、それでまず水源地の保護だけは何らかの策を講じてほしいとそれからですよとこう言う人がいらっしゃいます。だから安全な水を守ってほしい、汚さないでほしい、量を減らしちゃ困りますよと基本はこれだけなんです。そのための何か策を講じていただきたいというのが、私達おいしい水を飲む一人としてお願いであります。何らかの施策を講じないと今のままじゃ誰かがその隣に開発をしたときに断る理由がないですよ、断る理由がない。その点、水道課長いかがですか。 ○久保茂俊議長 坂元水道課長。 ◎坂元実水道課長 お答えいたしますが市長の方からほとんど答弁されたわけですけれども確かに水道保護条例というのは必要だと思います。けれども色々制約と言いますか規制が掛かりまして他市町村でもですね大変難しいという話も聞いております。それで現在水道課の方でも保護とそういうことは特別に取り組んではおりませんけれども、河川とですね湧水と地下水これの制限というのが中々河川の場合は流域とかそういうのが分かりまして面積等も規制できるそうですけれども地下水の場合はですねどの辺までどういうふうにして湧水がきているのかとそういうところで規制の方がですね大変難しいという段階であります。以上であります。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 水を汚さないって言いますかそういうものについては私どもも大変関心はあるわけですが、水資源の保護条例が非常に難しいと言いましたのは確かに色んな制約がほかに関係して行くようであります。小林市も市民の生活環境を守る条例というこの中に水の環境をですねよくするということについてはうたいこんであるんじゃないかと私は思うんですが、できればその地域だけでもその例えば堂渕のあの周辺の土地を買収をして公園化するあるいは出の山の水源池をそのものをですねその周りを買い取るとかそういうことは私可能だと思います。ただ水のその水利権というものについてはこの慣行水利権は大変法律にはないようですけれども非常に難しい法律と言いますか決まりのようで水そのものの制限はですね難しいと私思います。従って周りを環境をよくすると言いますか、その周辺をきれいにするということについては今後取り組んで行きたいと思います。妙見水については御覧いただいたとおり建物も造って周りの環境も整備して人が入らないような状況にしたわけですけれども、ほかのところは堂渕にしましても出の山にしましても水源池そのものの保護がですね完全なものとは思っておりませんので、その周辺の環境整備についてはこれから取り組んでまいりたいと思います。条例そのものについてはもう少し研究をさしていただきたいというふうに思います。 それと先程合併についてのリーダーシップを取れというようなことでありますが、もちろん市町村長とひざを突き合わして話をするということは別に嫌がっておるわけではありませんけれども、さっきちょっと申し上げましたが青年会議所の皆さんが四十四市町村長にすべてアンケートで調査をした結果がですね西諸県郡においては私一人が合併には賛成であると、ほかの市町村については賛同を得られなかったということを青年会議所の人がわざわざ来てそういうことを言っておりました。それで合併に対してのその首長の考え方、それをもう一回知りたいということで四、五人でお見えになりました。明日はえびの市へ行って伺いますとかいう話をされたんですがそれぞれの首長にはそれぞれのお考えがあるようでして簡単にですね、「じゃ、いいでしょう」というようなことは中々難しいです。全体に配布をしようとして準備をしておりますパンフレットと言いますかその内容についても各市町村長色々あります。メリットとデメリットだけを書くことは絶対いかんとか実際に交付税の算入についてはこれからは合併をしてもかえってその方が不利になるという町長さんもいらっしゃいます。と言いますのは給料のベースを小林市に合わせるとすれば小林市の給料は一番高いわけですからそれに対して非常にそのマイナス面が出てくるというようなこともおっしゃるし、その内容をですね今すり合わせをするだけでも今担当課の方では大変苦労をしておるんです。今週いっぱいに一回それぞれの首長の考えを私のところの企画調整課に持ち寄って、そしてそれを一回印刷をする状態にして見ていただいてそれから配布をするということをこの間決めたわけですが、中々同じように意見がまとまるっちゅうのは私も至難の業だと思います。しかし将来自治体の規模が段々小さくなって行くという状態ではほかの自治体との競争と言いますかそういうものには負けると言いますか遅れを取るんではないかと私は思います。従って合併についてはやはりやるべきだというのが私の考え方なんです。しかし私の考え方だけではうまく行きませんので非常に苦慮をいたしております。 ○久保茂俊議長 下津佐善治議員。 ◆下津佐善治議員 その水資源のことに関しては何かの策を講じろということでございまして、その条例を早く制定をしろというのが本音でありますが、その前に何か保護する策は必要ではないのかということを検討していただきたいということでございます。 その合併についても国は行政のスリム化を求めているわけです。六百九十兆円もの債務があるわけですからそれを何とかしなきゃ後世に借金だけを残すことになるよと我々の時代で何とかしようじゃないかというのが国の施策であって行政を三つ、四つを一つにし、スリム化しましょう、そして経費を減らしましょうというのがねらいであって、これについて行く市町村も相当全国にあるわけですから僕が通告したように戦略という言葉を使いましたが、正に戦いなんです。市町村自治体の戦いなんです。それについてもう少し真剣に西諸全体で考えるべきじゃないかなというふうに思いますので、一つ次も出馬されるという意向も聞きましたので一つ頑張っていただきたいとこのように思います。以上終わります。 ○久保茂俊議長 次に、福島 昭議員の発言を許します。福島 昭議員。 ◆福島昭議員 それでは先に通告していましたとおり一般質問をいたします。 まず、市長の政治姿勢についてでありますが市町村合併についてであります。このことについてはたくさんの議員の方々がそれぞれ通告をされておりますが、だぶるようなことが多々あるかと思いますがよろしくお願い申し上げます。お話がありますように平成十三年八月六日、西諸二市二町一村にて県の指導により西諸地域合併研究会を立上げされ、各市町村の助役を中心に幹事会を設置され合併についての調査研究がなされ、平成十四年三月、報告書にまとめられて結果が公表されています。西諸地域の現状を分析の上で合併をしたらどうなるのか細部にわたっての調査研究がなされています。これらを基本に合併をしたらこうなりますよと今後のまちづくりビジョンにあたる市町村建設計画の策定、諸政策計画など協議する任意合併協議会の設置が必要となります。設置についての市長のお考えは先程の答弁である程度理解をするわけでございますが改めて見解と今後のスケジュールについてお伺いをいたします。 二番目の行政評価制度の導入についてであります。行政は市長の政策、市民の要望、職員提言など色々市民の生活向上によい結果をもたらすように住民の暮らしが少しでもよくなるように政策事業を推進しているのでありますが、多くの事業に対して市民の判断は色々あるのが現実であります。行政が進める事務事業に対して市民がどのように受け止めているのか調査をして満足度合いを把握するのが政策評価であると思います。県も全部局に導入をするため職員の異動配置があったようであります。宮崎市も評価推進室を新設され導入を進められています。調査あるいは準備が必要と思いますが、今後の行政動向を見ますと是非必要と思われます。御見解をお伺いをいたします。 二番目、男女共同参画社会の実現に向けての対策であります。担当職員を一人配置して精力的に取り組みをされています。協議会を設置して推進会議等で検討をしながら計画策定のための基礎調査、アンケート調査等を実施され現在集計をされ、それを基本にして今後の計画の策定、条例制定へ向けて努力されていると思います。現況をお伺いをいたします。 三番目ですが建設行政について。その一つ目が入札についてであります。昨年の第五回定例議会、本年の第一回定例議会にて二〇〇一年度施行されました公共工事適正化法にて談合防止、工事の透明性など発注者が取り組むべきガイドラインが指導されていますがどのよう調査され、検討されましたか。予定価格の事前公表、当選くじ引きによる入札、クラスごと公平、平等に指名がなされるようどのように検討されましたかお伺いをいたします。なお管工事業者のランク付けを必要と思いますがどうお考えですかお伺いをいたします。 二番目に建設リサイクル法が五月三十日より施行されました。循環型社会の構築に向かって建設資材の再資源化を義務付けられるのですが、市民、関係業界などにどのよう趣旨の徹底を呼び掛けられますかお伺いをいたします。 三番目でありますが登立・東宮ノ原線、元軌道跡地敷地の生活道路の整備についてでありますが今後調査をされていると思いますが今後どのような取り組みをされますかお伺いをいたしまして壇上からの質問を終わります。 ○久保茂俊議長 この際、十分程度休憩いたします。                         午後三時二三分 休憩                         午後三時三六分 開議 ○久保茂俊議長 休憩前に引き続き会議を開きます。市長。 ◎堀泰一郎市長 お答えいたします。まず、市町村合併についてという大きな御質問ですけれども先程大体のことはお答えをいたしました。私の考えも申し上げたんですが少し角度を変えまして国、県の考え方等がどうであるかそれが私どもそれを受けまして、どうしなきゃいけないかというようなことについて答弁を申し上げたいと思います。まず国、県の考え方なんですが、まずなぜ市町村合併が必要かということで、まず一番目に自治能力の向上ということを言っております。住民に最も身近な市町村が合併して規模が大きくなると人材も豊富になり住民へのサービスや自治能力が向上するということが一番目にあるようであります。 二番目に地方行政の構造改革ということで三十年あるいは五十年前の市町村行政は電話、車、テレビなどのない時代の行政対応であったが最近は電話、テレビ、車は普及し、今や高度情報化の時代であるとこれからインターネットでサービスできる時代が目前に迫っておるのに同時に生活行動圏は大きく広くなったと、サービスを受ける範囲は納税市町村の枠を越えて広がっておるということで合併をすべきだということのようであります。 三番目が社会システムの変化への対応と少子高齢化社会、この前までは高齢化社会が先にきました。少子化社会は後になっておったんですが最近はもう少子高齢化というのは一つの言葉になっておるわけであります。税金を負担する人が少なくなってきたと逆に税金を使う人が多くなってきたと、このようなことから今後は市場原理に立った厳しい社会、自己決定、自己責任、自己負担の社会が国民共通の価値観になるというふうに考えられているのが三番目の理由であります。 四番目が情報通信技術の成果の活用、もうこれは言うまでもありませんがITの技術の発達というのはもう大変なものでありますので、こういうものをうまく利用することによって広い範囲がカバーできるということであろうと思います。そして又情報公開を非常に言われておるわけでありまして、その情報公開をする上でも広い行政範囲の方が効率的にもいいというような考えのようであります。そのようなことを国の方では強く考えておられるわけでありますが、御承知のとおりこれは平成十七年の三月に合併をするという一つの時限立法の性格もあるわけであります。従ってそれに合わせて市町村が合併をする準備としては任意の協議会でも法定の協議会でもできれば今年の九月ごろまでには立ち上げるべきだというのが県辺りの指導のようでありまして私どももできればそれに合わせたいと思いますが、さっきから申し上げておりますように各市町村の意見というのが中々一本化できないという状態であります。次に、メリット、デメリットということをよく言うわけですが合併すればどうなるかと。まず、メリット部分から申し上げますと一番目に住民の利便性が向上すると、二番目にサービスの高度化、多様化、三番目が重点的な投資による基盤整備の推進、四番目に広域的観点に立ったまちづくりと施策を展開できると、そして五番目が行財政の効率化というのが国、県のお考えになっておることの中心であります。デメリット、これは不利なことはどういうことがあるかというと一番目に役場が遠くなって不便になるのではと心配されるわけです。それから中心部だけがよくなって周辺部はさびれて行くのではないかと、三番目が住民の声が届きにくくならないかと、四番目に各地域の歴史、文化、伝統等が失われないかということです。五番目に財政状況によい市町村に不利にならないかと、六番目がサービス水準が低下し、負担が重くならないかというようなことがデメリットとして考えられておるようであります。従ってこれをメリットとデメリットだけをその情報として流しますと市民の皆さんの判断をいただくのにこれだけでは不十分であるというふうに考えますので今どういう形で流して行くかということを市町村長のグループ、下に幹事会があるわけですがその幹事会を中心に今すり合わせをしておる段階であります。従って合併に向けての準備は合併をするという前提ではありませんけどもそのような状況になるかも知れないという準備は今しておるところでございます。 次に、行政評価制度の導入、これはもう議員御指摘のとおりでありましてやはり私どもが執行いたします色々な事業についてそれがいかに市民のためになっておるか、あるいはなってないかというような評価についてはやるべきだというふうに私も思います。従って企画調整課に今指示をしてありますので企画調整課からどのような考え方だということを答弁をしたいと思います。 次に、男女共同参画社会の実現に向けて、これも議員御指摘のように企画調整課の中に一人職員を置きまして色々その人に色んな面で指示をしておるわけですが、確かに男女共同参画社会ちゅうのは作り上げなければいけないというふうに思っております。ただ私のところの役所の組織だけに限って言いますと大体その男女の比率を女性の登用と言いますか、そういうものを三十パーセントぐらいはするべきであるというふうに考えておるんですが現在のところ十八パーセントぐらいのようでありましてもう少し充実をして行くべきかなというふうに思っております。ただ男女共同参画でありますので女性であるからそのための優遇措置と言っちゃ悪いかも知れません。言葉は悪いかも知れませんが女性であるから登用をするということではかえってその女性の職員に対して失礼であるというふうにも思いますので十分仕事ができるそういう人を登用をするということをまず頭に置きながら進めてまいりたいと思います。 次に、建設行政についての入札について、あるいは建設リサイクル法施行についてとこれは平成十二年の五月三十一日公布になりまして、いよいよこの今年の五月三十一日から施行になったわけでありますが、このために各建設業者っていうのは大変これから先の資材確保あるいはどういうふうな方法でリサイクルをすべきかというようなことを各建設業者は相当頭を悩ましているようであります。今ちょうど羽田から浜松町に行きますモノレールの途中に私も一箇所見受けましたそういう資材を造っておるところ気が付いたんですが、大変だなというふうに上からちょっと見ただけですけれどもそう思いました。ただそういうリサイクルをすることによって資材を確保するということになりますと物によっては資材としてリサイクルする方が金額的に高く付くということはこれは実際にあるようであります。コンクリートでできている物を一回壊してそれをクラッシャーにかけて次の資材にするというようなことは新しいコンクリートを使うよりも費用が掛かるということは確かにあるようでありますので、そういう辺りからこれから公共事業等を発注する場合にリサイクルした商品ですからこの分が高くなりますというようなことも出てくるのではないかなというふうに私思っておるところであります。しかしごみをなくすと言いますか資源はできるだけ有効に活用するということが前提にあるとすればそういう高くなることも一方ではやむを得ないのかなという判断もしております。詳細には建設課あるいは都市計画課辺りで分かっておれば答弁をいたさせます。 三番目の登立・東宮ノ原線については建設課の方から答弁をいたします。 ○久保茂俊議長 黒木企画調整課長。 ◎黒木英夫企画調整課長 御答弁を申し上げたいと思いますが大部分は市長の方から答弁をされたようでございます。市町村合併についてと行政評価制度それと男女共同参画この三点の中の市町村合併についての今後のスケジュールと、それでは行政評価と男女共同参画ということで御答弁を申し上げたいと思いますが、まず行政評価制度につきましては三月の議会でも十分御提案をいただきまして私の方で実施計画、総合計画に基づく実施計画あるいはまた総合計画の中での取り組みということでうたっているということで今後取り組んで行かなければいけないということを御答弁申し上げてきました。先日、先日と言いましてもこの新年度始まってまず係長会議を当初開きましてその行政評価についても取り組んで行く方向で今検討するんだということで全係長にお話申し上げて、そして各課一事業は評価ができるような形で各課でも考えてみてほしいということで一応は投げ掛けたところでございます。そしてこの行政評価システムの研修会が福岡の方でございましたので、これについても一応職員を研修、出張させて色々研究して来たところですけれども中々思うように進んでおりません。県内の状況を見てみますと日向市、延岡市がもう実際に実施をしておるようでございます。そして又、宮崎市と都城市が今施行中という形で取り組んでいるようでございます。今後又、小林市の方も先程御提案がありましたように市民が納得する行政、事業の推進ということを考えると十分そこら辺を市民の皆様に御理解をいただきながらどういう考え方であるかということを聞き取らなければならないのかなということを考えておるところでございます。今後はそういうことを十分頭の中に置きまして職場で議論しながら取り組んで行きたいというふうに思っております。 それから男女共同参画の準備ということでこれも三月に御質問いただきました。十四年度の計画あるいは基本計画の策定、条例制定に向けて取り組んで行くんだということで御答弁申し上げました。そういうことで実際取り組んでいます。昨年の十月に意識調査をいたしまして現在それを集計中でございますけども膨大な量になっております。これが今もうすぐ出来上がるわけですけれどもこの意識調査を十分踏まえながらそして又、本年度になりましてから農村女性の指導士の皆様、それから生活改善グループ色々な方々と一緒に色々講座を設けながら男女共同参画ということについての取り組み等をお話を申し上げ御提言を頂いたところでございます。四点ほど色々お尋ねをしたわけですけれども農村、農家における男女共同参画はどのような状況なのか。そしてどういうふうに議論すればいいか、検討すればいいか、方向性をどういうふうに見付ければいいかというようなこと。それと福祉社会の中での男女共同参画はどうあればいいかというようなこと、そして現状はどうなっているかというようなこと。それと教育の中における男女共同参画、こういうものについては子ども達を中心にしながら今後はどういうような在り方を教育すればいいかというような問題とそれと仕事を持つ女性の方からのこの男女共同参画、在り方というもの等についての一応の現状とか提言等を頂いたところでございます。こういうものを十分参考にさしていただいて、そして又現在庁内の中でも推進会議を設けておりますので各課のそれぞれの関係する部署等とも十分議論をしながらこれを提言等を参考に又それぞれの各課での状況等を組合せながら計画を作って行く、そして又その過程の中には市民代表も入っていただいております協議会、この中でも十分そういうことを議論していただきながら市民の参加を求めて計画を練って行きたいということで一応九月、十月ごろにはその計画の素案を作りたいということで今準備をしているところてございます。そして来年の二月にはその基本計画を作り上げたいというようなことで今計画的に取り組んでいるところでございます。こういうものを考えながら条例制定ということも十分見極めながら市民全体で取り組む男女共同参画社会づくりということを念頭に置いて仕事として取り組んで行っているところでございます。以上でございます。 ○久保茂俊議長 助役。 ◎中山藤作助役 入札につきましてお答えをいたしたいと思っております。公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律の中での発注者に義務付けられる事項につきましては建設課の方からお答えいたしたいと思っております。 それからこれまで色々と指摘したけれどもどのように改善をしたかということでございます。まず、事前公表の問題ですけれども確かに私ども調査をいたしたわけですけれども事前公表の問題につきましては業者と職員との間でいわゆるその価格を漏らすとか、よく刑事事件等で新聞等を賑わしておりますが、ああいう行為についてはもう百パーセントなくなるだろうということでございます。従いまして業者の方々が庁内に出入りすることがなくなって非常にその点は楽になったというメリットがあるようでございます。それから後はですね事前公表をするということについてのメリットというのは、ほとんどないというふうに私ども考えております。宮崎県におきましても今年の四月からすべての部で事前公表をするようにしたということにしております。しかし落札価格や業者の積算能力については今後もなお検討が必要だと、その検討を待って長期的に本格導入するかどうかを決めるとこのように新聞に書いてございます。これはどういうことかと言いますと落札価格やということ、落札価格はですねその公表をしたその価格そのものが入札価格になって行くわけです。非常に割高に落札されるということでございます。それから積算努力というのは結局業者の方々が設計書を受け取った段階で自分で全部、単価はどの単価を使うんだということが指定をされておりますからそれに基づいてこの工事は幾らの工事だということを積算をされるわけです。ところが事前公表になりますと業者がそういう努力をしなくなるということでございます。ですからこれも私はデメリットだというふうに考えております。それから談合を未然に防ぐことにもなるんだということになっておりますけれども、そもそもその確かにこの表面に現れる問題となるような談合はないかも知れませんけれどもその実、もう設計価格は分かっておるわけですからすぐもう談合が始まるということが私はかえって言えるんではないかというふうに考えております。小林市といたしましては宮崎県それから各市も全部調査をいたしましたけれども宮崎市、都城市、西都市がいわゆる予定価格を公表しておるという状況がございます。後につきましては全部検討中だということでございまして小林市につきましてもどうしようかということで実は先般、市長の決裁を受けて事前公表をするということまで一応許可はいただいたわけですけれどもまだしておりません。と言いますのは今言いましたような状況があるからでございます。今後もこの問題については又鋭意研究してみたいというふうに考えております。それから公正、公平な入札ということでありますけれども私どもは常に公正、公平ということを念頭に置いてやって来ております。従いましてこの点についてさてどんなことがあるのかなというふうに考えるわけですけれども、実はこの前、先般ある事業の中でランクは全く一緒でございますけれども考えてみますと失礼ではありますが天と地の差があるような業者が入札に指名されておったという事実がございました。ランクは一緒でございます。そこでその事業がその工事がこれは事実かどうか分かりませんけれども丸投げをされたということも聞いております。ですから事実かどうか分かりませんがそういうことを防ぐためにもやっぱり同じランクであっても従業員数が少なかったりあるいは技術者が少なかったりする場合には無理があるのかなということでありますので、そういう場合にはなるべく大きな業者をですね指名するように改善をいたしました。それから管工事のランク付けが必要ではないかということでありますけれども管工事につきましてはランク付けをいたしております。なお又、漏れがありましたら後でお答えいたしたいと思います。 ○久保茂俊議長 阿多建設課長。 ◎阿多寛建設課長 お答えをいたします。平成十三年二月十六日施行の公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律といういうことでガイドラインについてということでした。この法律は昨年二月十六日から既に施行されておりますが、大きな柱としましてすべての発注者に義務付ける事項とそれから各発注者が今後取り組むべきガイドラインということで提示されております。まず、すべての発注者に義務付ける事項でありますが、一番目としまして毎年度の発注見通しの公表ということで常に小林市においては各課四月、五月の中ごろまでには全課において発注見通しとそれから工事内容について各課自分の事務所の中にノートを整備しております。二番目に入札契約にかかわる情報の公開ということでその後、入札参加者の資格、それから入札者、入札金額、落札者、落札金額等についてもですね同じように原課において公表をしております。三番目、施工体制の適正化ということでございます。これはただいまの答弁にありましたように丸投げの全面的禁止、それから受注者の現場施工体制の報告、発注者による現場の点検というようなことが義務付けられておりまして、これについても各担当で現場を巡視しながらやっているところであります。四番目に不正行為等に対する処置ということで不正等が行われた場合は公正取引委員会、建設業許可行政庁への通知ということで、ここでの処分をお願いをするというようなことになっております。もう一つの大きな柱であります各発注者が取り組むべきガイドラインとしまして一番目に適正化指針というのがあります。これは二番目の主な内容としまして第三者機関によるチェック、それから苦情処理の方法、三番目に入札契約の方法の改善、一般競争、指名競争の適切な実施、それから四番目としまして工事の施工状況の評価、そのほか不良不適格者の排除、ダンピングへの対応、入札それからその後の契約のIT化等がうたわれております。これはガイドラインでありまして今後数年近い内にこういう問題を整備して行きなさいということであります。特に入札の監視委員会それから入札の苦情処理システムについてですが、これは県の企画調整部の方で窓口になってやっております。県内実施地区があるのかという問い合わせしましたところ市町村はまだやってないと、県についても今年度中にこれを立ち上げる予定であると。それでどういうメンバーを考えているのかという質問に対しては、まだいまだそこまで至ってないというような答えであります。これは小林市についても全く同じであります。 それからリサイクル法のことであります。本年度五月三十日から建設リサイクル法が完全施行ということになったわけですけれども、これの大きな中身と言いますのが建設の解体事業者を届出制、許可制にするとこれまでは必要なかったわけですが解体工事についての一定規模については業者は資格を要する者でならなくてはならないということであります。それと一定規模、例えば建築物の解体でありますけれども、これは一般住宅でも一緒ですが建築床面積の合計が八十平米以上、それから建築物の新築、増築の場合で床面積の合計が五百平米以上、建築物の修繕、模様替え等の場合は請負代金の額が一億円を超えるもの、建築物以外の物の解体、新築等これは普通の一般の土木工事等が該当するわけですけれどもこれの請負代金の額が五百万円以上のものはすべて県土木に宮崎県に届け出なさいということが義務付けられております。小林市の取り組みとしましては発注機関八課ありますけども六月の五日、早速係長以下御参集いただきましてこれの対応についての説明会を行ったところでございます。それから民間に対する取り組みですが、これは土木事務所等を通じてやって行きます。それと建設課の窓口においてもパンフを配布しているところです。行政については今から契約のたびにこれを契約書に記入することになっておりますので処理方法等を聞きながらやって行くという段取りになっております。 三番目の登立・東宮ノ原線でございますが、これは幾度となく陳情、請願があったわけですけれども延長が六百メーターぐらいで幅員が二メーター五十ということで地権者の方々の要望が強かったんですが最終的に色々なトラブルが出て最終的には工事ができずに今に至っているという状況であります。これについては地元の調整が取れ次第、早速実行の方に移って行きたいと思っているところであります。以上であります。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。
    ◆福島昭議員 市町村合併の件でございますが、それでは先程助役さんの方からもお話がありましたように研究会の任務というのはもう済んでおるわけですよね、一口で言えばですよ。もう成果として公表されておるわけですからこれ以上のことはないと思うわけですよ研究会の段階では、私の判断ですが。やはりこれをこのままでしておってもどうにもならないと思うわけですが、まず宮崎県のそれぞれ四十四市町村のあれを見ますと便宜上、入り口として当然合併が予想されるであろうという地域、地域での窓口の入り具合が一番いいということで研究会がそれぞれ設置されて全市町村にまたがって設置されておるわけですね。その中でもう御承知のとおり高鍋とか川南、近くは都城、北諸五町も既に任意協議会を発足させておるわけですよ。それで私はちょっと納得ができんのは、それぞれの首長が合併を決めて行くのじゃないわけです。でありますから考え方としてはやはり行政としてはその首長という立場から言いますとやはりそれらの住民が市民が合併についての判断ができる材料をどんどんどんどん私は提供して行くのが行政に課せられた任務だとこのように考えるわけですね。それでもう理屈と言うよりも、まずもって各首長さん方が結束してですよやはり任意の協議会を発足して、まず土台作りをして民意に訴えてみようというような合併を前提としたことじゃないわけですから結論は市民、地域住民がするわけですからそういう手だてをするんじゃないですか。そういう観点から早めにしなさいと思うわけですが、もう総務省が言っておることを見ますと任意協議会、法定協議会を作って合併に至るまでは二年九箇月は掛かりますよという一つの材料が出ておるわけですね判断材料が。それを見るともう待つ暇はないわけですよ。そこ辺がどうも私は理解に苦しむわけですね。やられることは分かりますがもう少し市長も言いにくいところはあると私思いますよそれは。ほっどん、まず対等合併ということでですよ、やはり同じ立場からものを言ってやりましょうやというテーブルを作ってですね私やるべきだと思います。もうすぐそういうことをやられるお考えはないですか一つ市長。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 つい先日の市町村長の会のときも私は合併の方向でというような趣旨で発言はしたつもりであります。しかしその研究会というのも、そこに至るまでの準備としてそのパンフレットを市民に流すそのことをですねそれじゃ小林市に流したパンフレットとえびのに流したパンフレット、そういうものが内容が違っておったらそこの住民は迷うわけでありますから合併する以上は二市二町一村、対等合併をするという前提があるとしてそれであればその住民にはすべて同じ情報を流さなきゃいけないわけです。そして判断の材料としてそれを住民にどうするかを決めてもらうわけであります。従ってその判断の材料に供する資料作りを今、二市二町一村でやっておるわけでありまして、非常にその二市二町一村、対等合併であると色んな意見も出てまいります。従って私は強く、これでやりましょうというふうに提案をしてもそれは私の考えでありまして、ほかの市町村長は私はそうは思わないと言われればどうにもならないわけですのでやはり九月までの間に十分それを意見を調整をして市民、住民全体にそのパンフレットを流す、その作業を進めたいというふうに思います。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 そういうことになるわけで、その仕事が任意協議会なるものでやらなくてはいけないということになるわけでしょ。結局合併をしたら合併をしましたらその市役所の所在地はどこになりますよ、名称はどうなりますよ、議員定数はどうなりますよ、色々それは対象の市町村の中でこう色々あるわけですから、そういうようなものをそのやはりどっかでか調整をしなくちゃいかんわけですからね。介護保険にしろ国民健康保険にしろそういうようなものを早急にまとめるというのが任意協議会じゃないですか。 ○久保茂俊議長 助役。 ◎中山藤作助役 おっしゃるとおりだと思いますけれども協議会でありますので相手方がいないと協議会が成立しないわけですね。ですからそれ以前の段階でその任意の協議会でもいいから作ろうではありませんかという呼び掛けに対していやちょっと待ってください、それはいかんと言うことで今とんざしておるという動きが止まっているという状況でございます。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 そこをですよやはり市長さっきからも色々申し上げるわけですけれども、もう一肌前向きに考えていただいてですよ、やはり西諸市郡の中心は小林市なんだと。やはりそこでみんなと一緒にやりましょうやという気持ちのもう少しリーダーシップでじゃんじゃんじゃんじゃん市長の方ももう少しその積極的に動いていただきたいという希望も持っておるわけですね。結局みんなと話合いをしてですよ県も言っておるわけですよ、やはりその任意の協議会を立ち上げてやればやはり県の市町村合併支援重点地区として支援をして行きますよと色々条件を持っているわけですが県は、国もそういうことでしょう。それらをうまく利用しながらやはりその首長さん、首長さんが一人こう言ってみても私は駄目だと思うわけです。やはり同じ気持ちになって行くように市長努力をしていただきたいと、このように市長私が一人したっちどうにもなりませんよじゃ私は納得はできんわけです。やはり市長の考えもあると思いますが相手がさんがいらっしゃることですから、だがしかしやはり最終的な市民判断を仰ぐわけですけれどもそのお膳立てはやはりもう少し急いでいただきたいと。やる気を出して、やる気を出していらっしゃることは分かりますがもう少し前進、歩を進めていただきたいと思いますがどうですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 福島議員も先程、対等合併であるとおっしゃいました。対等合併なんです二市二町一村、小林市と須木村との人口は御承知のとおりであります。それでも同じ考えで合併をしようとしているわけですから私がやりましょう、やりましょうと言っても相手側の市町村長はいや私はそうは思わないと合併する方がデメリットになるんだと強くおっしゃればですねそれは私がいくらやりましょうと言ってもうまく話はできないわけですよ。ですからまず九月までにそれを作り、やるかどうかを市民に判断をさせましょうとそのための資料として同じレベルのものをパンフレットとして作りましょうということで今進めておるんでありまして私の積極的にとおっしゃいますが、積極的に発言はいたしますが、これは嫁さんもらいと一緒かどうかは分かりませんけれどもこっちがいくら欲しいと言っても相手が来る気がなければ中々話はまとまらないんです。それで今苦慮をいたしておりますけれども何とか任意の合併協議会にでも持って行きたいということで今努力をしておるところであります。もちろん優遇措置も十分承知をしております。従ってそれをやった方がいいと利用した方がいいということも考えておるんですが、対等合併である以上はですね私の一方的な判断だけではうまく行かないわけであります。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 そこで内部的な市長の答弁の姿勢はよく分かるわけです。分かりますがやはりもう少しやっていただきたいという私の考え方なんです。合併論議をどこまでやって行っても同じですが最後に一点だけ申し上げますが、来年統一地方選ですが先程市長が三期目の挑戦ということでひれきをしていただいたわけですが、そこで来年の四月と申し上げますとやはり今問題になっている市町村合併が大きな問題点の一つじゃなかろうかとこのような気がしてならんわけですね私は。そこで市長のお考えにあるのかないか分からないからお尋ねするわけですが、市町村合併を私の政治信念として公約に掲げられるお意志はないのかどうかですねお聞きをしたいと思います。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 公約をまだはっきりしたものを決めておるわけではありませんのでこれから公約については十分検討をしてまいりたいと思いますが、前から申し上げておりますとおり私は市町村は合併をして自治体の基礎は大きくすべきだということを個人としては考えております。従って当選をして幸いにですよ、当選をさしていただいてそれをやるとすれば大きな仕事の一つというふうには考えております。人口が四万を切る月があります小林市は。そういうことを考えますとどうしてもやはり自治体の基礎は大きくして無駄な競争等はしないようにやるべきだというふうに私は思っております。ただ相手のあることでありまして中々思うように行きませんので苦慮をいたしておることを御理解をいただきたいと思います。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 それでは行政評価に進みますが今こういう話を聞くわけですね。お年寄りの方たちがですね結局「福島さん小林市にはよかプールもでけやひたな」と「ほっどんあたいどみ言わすっと病院やら老人ホームをはよ造っもろた方がよかっじゃひどん」っちこういう話があるわけですね。それは市長もお聞きになっていらっしゃるか分かりませんよ。そこで私が言いたいのはやはり全体の事業で小林市民がどういうふうに評価しているかということが一番大事になると思います。行政を進めている上で一番大事な市民が喜ばれるものをますます充実強化をして行かなければなりませんが何と申し上げますか評判の悪い、受けが悪い事業に対してはやはり事業者である当局もその良し悪しの判断をするべきだと市民の評価に従ってですね、色々先進地視察もしておるわけですがやはり内部については細かくたくさんありますのでそれはもう大きくは申し上げませんけれども、やはり市長その辺の考え方をどのように行政が事務事業を進めて行く上に自分でやったことを自分でいいですよと言うのもいかがなものかという問題もあるわけですよね。幾分宣伝もしなくてはなりませんのでやはりそれも必要なことではあります。それで先程のような市民の話もあるわけですがどのようにお考えですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 その行政評価というものについては私もやるべきだと思うんです。ですからそのためにはですね条例なりそういう規則なりをですねやはり作ってから取り組むべきだと思っております。それでこれを一つ一つの行政評価事業について市民全体にアンケートを取るようなことはできませんので、やはりそういう評価をする委員会等を立ち上げてその中で評価をすべきじゃないかと思います。そういたしませんと先程、老人ホームと病院を先に造れということを仮に全員に流しますと、それは高齢者の方は多いかも知れませんが高校生以下の諸君もそれに参画をするとすれば私はやはり全体の意見としては中々本当のところは出て来ないんじゃないかと思います。ただ事業の内容によって賛成をする人、反対をする人、色々ありましょうからそれを公平に判断をしてもらうそのような組織を作るべきではないかというふうに思います。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 それでは我がまちにも総合計画なるものがあるわけですが、その中でもちゃんと努力事項、計画にも入っておるわけですが最近の新聞で見たわけです。福岡県の二丈町ではですね第四次総合計画の中での三百六十八事業についてこれをこういうものを行政が評価したんだと思うわけですよね。その中の三百六十八事業について進捗具合とかあるいは完成をしておるとか、まだ今進行中、何十パーセント進捗していますよというようなことをチェックしながらそして行政が評価したやつを一覧表として各、ここは町ですから町民にお配りをしておるというようなことになっておるわけです。これの行政側から見たその行政評価ではないかなと思うわけですよ。これもまずそういう反省もまず事務事業の現況の把握もまず大事でありますが、やはりそれよりも恩恵を受けておる市民の評価が私は一番大事であるということからお話をしておるわけです。細部にわたってはそれは市長がおっしゃるようにこの四万一千人おるから、四万一千人の意見を聞けとそういう野暮なことは申し上げません。やはり年齢を取ったりあるいは職業を取ったりして抽出制度でしたり色々方法はあると思います。そういう詳しいことは私もよく分かりませんが、やはり基本的には行政に事務事業の遂行に市民の評価を基にやはりある程度事業を進めて行くというのが前提でありますので、一つ事務局も詳しく申し上げますと担当職員も苦労をしているようでございますが一つ充実したやはり今後当然やって行きますが県も二〇〇三年度から本格的に全事業に向かって導入をするんだということで今本年度から試行的に入っておるわけですから、やはりそういうものに高千穂町ですか、高千穂町なんかはもうスタートしておるわけですから宮崎県で初めてということですが、やはりそういうものに遅れないようにやはり前向きに私はやっていただきたいと人んげを見てあそこを見て県の指導を見てじゃ私は納得はできないわけですよ。やはり独自的な小林市のカラーを出しながら県の指導を仰がんないかんわけです。それは当然分かりますが連携がありますので、やはりもう少し積極的という言葉は何回も出てきますがもう少し馬力を掛けて、それには担当職員の配置具合にもありますけどもそこ辺から検討しながらやっていただきたいと思いますがどうでしょうか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 御質問の主旨は分かりますので十分前向きに取り組んでまいりたいと思います。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 やはり行政を動かして行く、行政を進めて行くということになりますと人、物、金が動いて行くわけですね。それでやはり健全財政をどう持って行くかというのにもつながってくるわけです。やはり端的に申し上げますと行革を非常に市長も重要視されてそれぞれ御努力をいただいておるとはよく分かりますが、やはり人件費の削減等あるいは色々事務事業の見直し、機構改革等で色々努力をされておるわけですが財政的にはそういう浮いたお金とは申し上げませんがそういう苦労をした資金財政的な運用にもやはり本当にその箱物行政だけにどんどんどんどん投資してもどうなる、いかがなものかということにも市民の方も言われる人もおるわけですね。やっぱそういうものをやっぱ返って来ますのでやっぱり評価をすれば、私はその行政の一つの柱になろうとこのように考えております。 それでは次に進みますが、男女共同参画社会の実現でございますが、もう市長もお目に掛かられたと思いますが報告書がまとまって、アンケート等の。男女共同社会に関する意識調査ということでアンケートそれぞれ三月議会で課長答弁にもありました。三月議会だったですかね答弁をしていただいたように家庭、地域、老後、就業、人権、政策決定、男女平等というようなことで細かくアンケート調査がされておるようでございます。そして一番今大事なことは社会のそれぞれまだまだ男女の格差はあるわけですがやはり人権、女性の人権と申しますか女性を社会構成員の一員であるという認識がまだ不足している分野がたくさんあるんじゃないかとこのような考えもあるわけですね。家庭でも家庭内暴力でやはり女性を一人の人格者、社会構成員という見方がまだまだその徹底していないというようなことで暴力ざたも起きておるわけです。もう今それに対処する法律もできましたので夫婦といえども法的裁きで暴力行為等が若干防げるような問題もありますが、やはり例えどうあろうともやはり女性の認識度合いというものが社会全体でそれを進めて行かなくてはならないとこのように思うわけです。別に調査をされた夫、妻、恋人からの暴力を受けた経験等でもそれぞれデータが上がってきておりますがこれも大事な一つの社会問題であるわけです。そこで市長こういうたぐいなのがまだほかにもあろうと思いますがその資料をですね担当職員が大変その色々苦労をされておる苦労話も聞くわけですね。実際には市長はお聞きになっていられない、そこ辺はちょっと分かりませんがやはり充実をして行く重大なことにつながって行くというようなその稼動をする動き出すまではちょっと、もうちょっと配慮をしてもいいんじゃないかなというような気もするわけですね。職員配置等については重大な、そこ辺は市長の判断ですのでどうこう言っても、もうそう深くは申し上げませんが、やはりお話等を聞きますと大変女性という職員が女性でありますのでやはり夜間等の講演とかあるいは講座とか色んなことで大変苦労が多いようであります。一つそれはともあれ、この男女共同社会についての市長の今後の取り組み、基本的でもいいです回答があれば教えていただきたいと思います。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 アンケートの集計等はしたわけでありますが、この内容等を十分踏まえまして全庁的に取り組んでまいりたいというふうに思っております。今後の方針としてはそう考えておりますが現在担当をしておる職員がこれは女性であります。しかし優秀な能力があると思って配置をいたしました。しかしその人が仕事が大変であるというようなことを私は聞いておりませんが議員さんはお聞きになっていらっしゃるかも知れませんけども十分課長等とも相談をいたしましてあまりウエートが掛からないような方法を考えたいと思います。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 市長そこまでは私の発言が悪かったかもしれませんが、私が感じたこと、その職員と対話の中でですねその本人がきついとか忙しいとか言ったことじゃないわけですよ。やはり相当苦労をされておると私の見る目でですね。それで考え方としてやはりそのときのこれが条例化して発効をして動き出せば職員はそう必要でないわけですから、その時点までやはり職員の配置も考えて行ったならどうでしょうかということを言っておるわけですよ。そういうことで一つ重点的にあると思いますよその庁内で色々、一定的に動くわけじゃないですよやはり。庁内の配置、人員職員の配置もそういう適材適所の配置をしながら行っていらっしゃることよく分かりますが、そういう事業を起こすときにはやはりそれなりの人員増があってもしかるべきだとこのように思うわけです。そこ辺はそのように御理解していただきたいと思いますが、この条例制定をされるのかどうかですね。 ○久保茂俊議長 黒木企画調整課長。 ◎黒木英夫企画調整課長 先程、意識調査の結果がまとまっているということでお話がありましたけれども今集計中でございます。データはまとめているんですけれども、これを分析するところがまだ出来上がっていないということでもうしばらく掛かるんではないかというふうに思っております。 それと条例制定ということですが三月議会でも御答弁をしたと思いますが県も今ようやく条例を作りたいというようなことで動き出しております。小林市はもう当然条例を作る方向で色々職員とも又女性の方々とも今話合いをしておりますけれども、いずれは制定の方向にもって行きたいと。ただ時期的にはまず基本計画を作り、そしてそれを計画的に事業を進めながら条例の制定というものを考えて行きたいということで今すぐ条例ができるということはちょっと難しいんではないかというふうに思っております。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 ひとつ我々も努力をして条例制定で計画を立てられて条例制定をしながら進めていただきたいとこのように要望を申し上げておきます。 入札の関係ですがそれぞれお話がありましたが、今までの議事録を再度点検をしながら答弁をいただいたことについてはまとめをしてみたわけですが、やはり何やかねあれ先程もお話がありますように予定価格の事前公表を一つ取っても前回の議会と何ら変わるところはないとこのように私は受け取ったわけですが、だとすればですねなぜ県、宮崎市、都城市というような所がなぜ事前公表に予定価格の事前公表に取り組んで行くのかというのが分からなくなるわけですね。小林市の場合は試行的に一回もせずに評価をして行くとそういうふうに考えて行くということは私おかしいじゃないかと思うわけですよ。市長はやってみなさいよという決裁は頂いておるわけでしょうが、市長はやってもいいよ、そして一つ試行的にもやってみろというのをなぜ担当課が拒否するんですか。やって実際やってですよ判断をしたこっなら納得もできますよ。そこはどうにも理解に苦しむわけですがどうですか。 ○久保茂俊議長 助役。 ◎中山藤作助役 お答えいたします。なぜ事前公表かということでございます。これは元々、入札予定価格を引き出すために業者がその職員等に価格を教えてくれと、教える。そして贈収賄というのが成り立つ、こういうことがあってですね事前公表ということが出て来たわけです。ですから元々事前公表をするということは入札という制度から言いますと基本的には逆行だというふうに私は考えております。ですから県内各市もあるいは宮崎県におきましても本格導入はいたしておりません。試行という段階でやって行こうという形で先程も御答弁を申し上げたとおりでございます。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 私はそういう判断じゃ納得できないわけですね。結局ですよ四月十一日の新聞ですよ今年のね、都城が市発注工事の競争入札の予定価格を事前公開する制度を導入をしたと本格的に導入ですよ。どこを見ていらっしゃるわけですか導入ち書いてありますよ新聞には。そして都城市の契約管財課によると入札の透明性を向上させ、不正入札の防止を図るのが目的と。これは図られるんだから取り入れをしたんじゃないですか。予定価格は市が支払う工事代金の限度額なのはもう皆さんよく分かりますわね、限度額ですから。結局小林市だけが三月議会での助役さんの答弁には事前公表をすることによってさらに談合の心配が今でもあるわけですか、さらにと言う答弁をいただいておるわけですよ。そのことによってさらに談合があると今認めて談合があるというのを認めての発言だと思います、そういうことがあったのかどうかですね。さらに談合があるようになるというのはどういうわけですか。納得ができんですよ。 ○久保茂俊議長 助役。 ◎中山藤作助役 談合があったか、なかったかということにつきましては存じ上げておりませんけれども、しかし少なくともですね今までは業者の方々が設計書を基にして自分で入札価格を積算されておったわけです。それがする必要がなくなった、それだけ時間が余るわけです。そうしますとその時間は何かと言うと私は談合に使う、余計使う時間が出てくるんではないかなとそういうふうに考えております。それからもう一つ確かに行政の説明責任と果たす上でですね公共事業の情報公開は重要だというふうに考えておりますけども談合がですね今よく日常化しているというふうに言われているんですけれども、そういう業界のですね現実というものをそのまましたままですね、ただ単にその入札情報だけを公開するということにつきましてはこれはかえって混乱を招くだけだと入札情報の公表は巡っては国にせよ、自治体にせよその場しのぎの対応に終始し、考え方に一貫性がないというような考え方もあるんです。ですから私どもとしては慎重に慎重を期して、もうしばらく待ってみようじゃないかということでしておるんですけれども、確かにですね入札のその価格というものは高止まりです、公表しますとそのほんのちょっと下で入札がただ一回だけで終わるわけですけれどもそれでおしまいになるということでですね経費的にも非常にその高くつくということで考えておるところでございます。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 経費的になぜ高くなりますか。 ○久保茂俊議長 助役。 ◎中山藤作助役 これは先般の会議録を見ていただければお分かりだと思いますけれども私は新聞を全部見まして、建設新聞というのがありますがあれを三箇月間ずっと統計を取ってみました。宮崎県のものについてもそれから九州の分についても公表しているところについて全部見てみました。小林市は大体九十二、三パーセントのところで落札しておりますけれども、そういうところは九十六パーセント、七パーセントというようなところで落札がなされております。そういうところで考えますと明らかに高止まりだというふうに私は考えます。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 助役の方で答弁で返ってきておりますが少ない経費で納税をしていただく市民のためになるような入札をして行くんだとそういう方向で行くんだというようなことを答弁をしていただいておるんですが、結局事前公表をしてですよ予定価格は分かるわけですから公表をすれば、それから割り出してちゃんと見積りをして業者がちゃんと見積りをするようになるわけですよ、どこで落とそうかということを。自分でどこの線でこの工事は完全にできるという見通しが立った上で入札に参加すればですよ結局そういうことをすれば業者間の見積りの能力の低下につながるとか色々おっしゃいますがそれは業者が指導者も担当課もそういう指導をして行かなければならないと思いますが、まず業者自身がそういうことを勉強して行かんないかんわけでしょう。もうやがてコンピューターによる入札も始まりますよ、うろうろしちょっと。どうですかその取組の遅いこと。やってみてこういう結果になりましたちゅうんなら私も理解をしますよ。結局、監視委員会を作れとかマニュアルの関係ですが作れとかそういうさっき課長が言いましたけど小林市には人材がおりませんとかそういう人を頼む所もありませんとかこういう理由で答弁をいただいておるわけですよ。そういう人材がいませんかよ、私はおると思いますよ。苦情処理委員会じゃってん、監視委員会やってん、そういうものについての学識経験者はたくさんいらっしゃると思いますよ。こういう市町村、小さい市町村、我々のような小さい市町村にはそういう人は見当たりませんとこのような答弁です。私はそれは全くないと思いますよ。市長、先程のこと市長にお尋ねしますが市長は予定価格を公表しなさいっち言っていらっしゃるわけで、今助役さんがおっしゃったことをどう思いますか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 入札の委員会の委員長は助役でありますが入札を開札をするという段階からすべて助役が中心になってやっておりますけども予定価格は私が書き込みます。金額によりまして安いはやつは書きませんが、二百万円以上のものについては私が予定価格を書き込むんですがその予定価格は三つあります。九十九パーセント、九十七パーセント、九十五パーセントと三つのランクが出てくるわけですが、その中のどれを私が書き込むかっちゅうのは私しか知らないわけです。ですから業者の人がそれに対して一生懸命どのくらいで落ちるんだろうということを言うかも知れませんが私一切言いませんので自分達でそれを探ると言いますか計算を積算をする以外ないわけであります。ですから相当苦労は多いと思います。思いますが今まで予定価格より下で落ちて不用額と言いますかそういうものとして相当な金額が上がってほかのもう一つの事業ができたということにもなるわけでして、できるだけ効率的にお金は使いたいということで今でも公表はいたしておりません。しかしこれはですね様変わりしたというふうに私は思うんですが私は議員時代、当時の助役さんは志戸本慶七郎さんが市長時代でした。別府先生が助役時代でしてその当時はですね予定価格は絶対に公表してはいけないという自治省通達が来ておりました。当然議員側から赤崎議員でありましたが徹底して追及をいたしました。そうしたら当時の助役が入札開札以後であれば公表してもいいと思いますと発言をされた答弁をされたんです。私はその前に自治省の資料を持っておりましたので開札後であるといえどもあまり望ましくないという通達を持っておりました当時、従ってそのことを私言ったんです。自分の質問のときにそれを言いました。そしたら事前にも事後にも公表はしないということでずっと通ってきたわけであります。しかし今は開札した事後のものについては議長あてに私全部の開札結果を報告いたしますので議会には報告をしておるんですが、事前の予定価格の公表については私も少し助役と同じように疑問があるわけです。しかし試行的にということもありましたので試しにやってみますかということで私は決裁をいたしました。しかし助役は一番の責任者であります。色んなことを考えてまだ執行してないんだろうというふうに思いますが、これからも最もいい方法で入札制度はやらしていただきたいと思いますので議員御指摘のことにつきましても今後十分検討をしてまいりたいというふうに思います。 ○久保茂俊議長 お諮りいたします。 本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長したいと思います。 これに御異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり。) ○久保茂俊議長 御異議なしと認めます。 よって、本日の会議時間は延長することに決しました。福島 昭議員。 ◆福島昭議員 新聞紙上でですね色んな所でやっぱり入札の記事が載っておるわけですね。岡山県辺りは先月の二十三日ですねもう既に電子入札を採用をしておるわけですね。インターネット上で行う電子入札なんですが、いずれ市町村にもこういう風が吹いてくるわけですよ今後は。それらを踏まえながらやっぱ対処して行くと助役さんの話を答弁を聞きますと事前も色々問題があると、事後公表は今やっておりますけれどもこれも色々問題があると。色々問題だけですよ助役さんの答弁は。何一つ解決されないですよそれじゃ。問題があれば問題がなぜあるのかどういうふうにするのが一番いいのかというようなことを全面的な導入じゃなくて試行的に二、三回やってああこの問題はこうすればこういうふうになって行くんだなと考え方よりもやはりやってみることが一番大事じゃないですか。百度聞くよりも何とかちゅうこと一度やれとか言う話もありますがやはり行って結果を自分で評価して行くんなら私は再三言っておりますように話は分かりますよ。今のような市長と助役さんで色々意見の食違いがあればですよそれは問題になりますよやはり。問題があるっちゅえばそれでいいですけど私たちは何で市長が言うことが通らんのかなというような気持ちもちょっと失礼になるかしれませんが、やっぱり権威ある市長ですから私達に言わすとやはり市長の言い分はやはりそれなりに浸透して行くというのが原則だと私は思います。 次に、そういうことで再度要望ですが建設行政については今の状態が一番いいということになればもう何にも言いません。だがしかし業者には不平不満がたくさんありますよ。あるからこそ言うわけですから。なければいいです私は。本当に不平・不満がなくて平等でちゃんと全業者にそれなりの仕事の量が自分の能力に応じた程度、ちょっと難しい場面もありましょうが、そういうふうになっておると今が一番いいということの判断になれば言いたくはありませんが県もそれぞれ中核都市も小林市よりも大きい都市がどんどんどんどん導入をしておるわけですから、そういうことを踏まえますともう少し理解をしながら改革に向かって努力をしていただきたいとこのようにお願いをしておきます。どうでしょうか。 ○久保茂俊議長 助役。 ◎中山藤作助役 私もおっしゃいますようにあちこちからですね色んなそれにまつわる不平・不満をたくさんちょうだいいたしております。ですからそれらについてどう改善をして行ったらいいのかですね今後もやっぱり真しに勉強しながら努力をして行きたいというふうに考えております。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 そのように一つお願いをいたします。そこで建設リサイクルの問題ですが、今実際の小林市内のアスファルト、コンクリートの破片、木材等のリサイクルというのはどこでどうしてどの程度リサイクルされておるのか現況を一つ教えていただきたい。 ○久保茂俊議長 阿多建設課長。 ◎阿多寛建設課長 資料を持って来ていたんですがアスファルト合材についてはですね四十六パーセント程度が再生品を使用していると、それからコンクリート骨材ですけれども、これもほぼ五十近いところということです。県の方においてはですね平成十二年度の率が出ているわけですけれども、これは建設廃棄物で八十九パーセント、アスファルトで九十九、コンクリート塊については九十五パーセントというような数字が出ております。今問題になっておりますのは、いわゆる建設発生木材でありますがこれのリサイクル率が非常に悪くて十四パーセントそれから建設汚泥が二十八パーセントというようなことで、ここの改善に向けての努力を今からして行かなくてはならないと。県でなくて市内においても全く一緒の状況です。もっと実際は悪いんだと思いますが、いわゆる建築物と言いますか建物の場合はミンチ解体であると。実際はですね例えば柱等をばらしてリサイクルに持って行けるかというと強度的な問題でそういうことになりません。後、パルプ状にしまして吹付剤の材料に使うとかそれからたい肥に向けるとかそういう利用方法はあるんですけれども中々そういう施設等が整わずにまだ十パーセント程度にしかとどまってないというような状況であります。以上でよろしいですか。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 そこで今御答弁いただいたように県は二〇〇〇年度で百三万トンの建設廃棄物の中で今おっしゃるように再資源化率が八十九パーセントだという資材別にはアスファルトが九十九パーセント、コンクリートが九十五、一番問題なのが木材の破片なんですよね。十四パーセントしかその県内でリサイクルはできていないと。今後ですね課長、アスファルトとかコンクリート破片は建設業者ができましょうが、やはり住宅の解体なんどをどう指導されるのかと。結局一定程度面積があれば一応リサイクルをしながら分別しながら壊して行くと今までのように水を吹っ掛けながらごみがしないようにごんごごんごん、壊すことはできないわけですよ。ガラスはガラスもうリサイクルをしながら壊して行くわけですからやはりこれは相当な指導と忍耐がいるんじゃないかなと思うわけですよ。そういう本当に大変だと思いますがやはりそういうことを踏まえながら今後どういうような指導、周知の徹底をされて行くのかという民間の場合を含めてお答えいただきたいと思います。 ○久保茂俊議長 阿多建設課長。 ◎阿多寛建設課長 お答えいたします。おっしゃるようにですね今一番問題になっておるのは建設の木材であるということです。手順としましてはまず屋根かわらを外す、それから壁等を取り外す、でいわゆる柱とはりとの骨格にしてしまってそれから木材は木材だけを取り外す、先程おっしゃったようにガラス等も当然その前に外しておくというようなことになります。で問題は木材をしたらほかの所で利用できるかと言いますとこれは中々できないんじゃないかと。でこれは木材は木材だけを集めていわゆるミンチにするんじゃなくてですね木材は木材だけを集めてこれは焼却処分をするとかそういうほかのリサイクルの方に振り向けるとかそういうことを考えているわけです。又、そういうふうに指導されるようになると思います。もちろん我が方でもそれは考えて行きます。しかし今おっしゃったように民間を含めてという話ですが民間についてはですね八十平米以下の解体については届出の必要もないというような話になっております。で後、埋立てとかそういう不法投棄等がないようにはですね業者の方にも指導して行きますし、またいい分別できる処理施設等がですねあればそれも紹介して行きたいと思っております。まだ県内で特にこの県西地区においてはですねそういう処理施設が中々少なくて十分な体制は整っていない状況です。以上です。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 やや今言われておりますように循環型社会の形成に向かっての一つの目標ですので一つそれなりに行政の手だてとして完全なる指導をしていただきたいと。まだ始まった、施行されたばかりですので詳しくは申し上げられませんけれども一つ御努力をお願いをしておきたいと思います。 それと道路の件ですが、なぜ又発言をするのかと申し上げますと、もう市長の方からも答弁をいただいておるわけですが私が一般質問で平成十一年の十二月に発言をしてお願いをしておるわけですね。もう約十一年の十二月ですからよくその時も市長の答弁は状況をよく把握されておったわけですがやはり二年なんぼなりますかその間やはり付近にも貸家住宅もあるし、住宅も建て込んでおりますし、やはり老人、子どもの通学路にもなりますが、なぜ今まで整備が遅れておるんかなと首をかしげたくなるわけですね。でやっぱし、取捨選択の中の一つに入っておらんかったかなそういう重要度合いの強い道路じゃないのかなとこのように考えてきたり、退職された前任者の課長にも再三お話をした経緯があるわけですが今まできておるわけですが、どうしてもその六百メーターもありません。百メーターあるかないかですので私は今朝も行って来て、昼も見て来たわけですがもう今の程度の午前中の雨降りで水が溜まっております。やはり今、島田から牧場の向こうまで今上水のサービスエリアに上水しておりますあのポンプの所まで軌道敷地を見ますともう生活道路というのはもう立派に舗装されておるわけですね別な箇所は。あそこだけが残っておるわけですよ。で「ないごてここばっかいしやれんとですか」ともう私は矢のごとく言われるわけですね。ほいで私もたまり切らずに又言うわけですけど、やはりあれが正式な理由があればですね申し上げません。二年ばっかい待ってくださいよとそれはどういう意味ですかとそこまでおっしゃれば待ちますけど、でない以上はやはり平等な行政を進める上では私は配慮が足りないのではないでしょうかとこのように申し上げたわけですがそこまで申し上げませんけども、やはり何とかしていただかなければ住民の意思が行政に反映をされないということになりますが課長どうでしょうか。 ○久保茂俊議長 阿多建設課長。 ◎阿多寛建設課長 お答えいたします。排水と舗装がまだ、いまだにできずに周りの道路の状況が変わったために宅地の方に排水が入るようになっているという御指摘でありましたのでこれは前任者からも一応聞いておりますし、それから調査した結果ですね六百メーターぐらいと言いましたが、そのうちの何メーターからでもいいから早くせと言うようなことであればですねそれなりに検討さしていただきたいと思っております。 ○久保茂俊議長 福島 昭議員。 ◆福島昭議員 一点だけ申し上げますがお断りを申し上げてすぐちょっと都合が悪いかなとも思いますけど、やはり二年何箇月も、二年何箇月ですかね。十一年の十二月議会でそれなりに調査はしていらっしゃるわけですよね内部じゃ、私はよう分かっておるわけですからそれがなぜできんかというのがおかしいわけです。調査していらっしゃるわけですよ。それでまだあそこよりも市内には悪い所があるんだろうなということで自分ではその理解をしておったわけですけれども今までそういう実行がされないということに納得が行きませんので、もう検討の段階じゃないですよ課長。もうすぐやりますと言うぐらいの返事をいただかなければもう引き下がるわけにはいかんですよ。やっぱりそこまでは私も言葉が又議長が指摘があるかも知れませんがそこまで思うわけですね。どうですか。 ○久保茂俊議長 市長。 ◎堀泰一郎市長 私は担当課に指示をしたんでありますが色々、事情はあったと思いますが前向きにできるだけ早く取り組むようにもう一回指示をいたします。 ○久保茂俊議長 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これに御異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり。) ○久保茂俊議長 御異議なしと認めます。 よって本日は、これにて延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。                         午後五時〇四分 延会...